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【2024年度版】東京都世田谷区でおすすめのコワーキングスペース5選

近年、フリーランスやスタートアップ企業など、事務所を持たずにビジネス活動を行っている方から人気を集めている「コワーキングスペース」。

オフィス機能が整ったオープンなスペースをリーズナブルな価格で利用できる施設で、さまざまな業種・職種の人との交流を楽しめることも大きな魅力です。

世田谷区内にもたくさんのコワーキングスペースがありますが、数が多いことから「どこを利用したらいいのかわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。場所によって雰囲気や設備環境、使い勝手、料金などの特徴が大きく異なるため、さまざまな角度から比較してご自身に合ったところを見つけることが大切です。

そこで、今回は世田谷区内で特に人気のコワーキングスペースを5か所ご紹介します。また、比較して検討されることの多い「バーチャルオフィス」との違いや、バーチャルオフィスを利用するメリットについてもまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

東京都世田谷区のコワーキングスペース5選

・コワーキングスペース CIME AIMER(シームエメ)経堂

公式サイト https://cime-aimer.biz/
住所 東京都世田谷区経堂1-22-17 CIME AIMER経堂4階
お問合せ 080-7513-0126
プラン・料金 オープンシート:30分165円
プライベートブース:30分275円
法人登記 不可
アクセス 小田急線「経堂駅」から徒歩約1分

特徴

コワーキングスペース CIME AIMER経堂は、パーテーションで仕切られた「オープンシート」と、電話会議やオンライン会議等も可能な「プライベートブース」の2種類から席を選べるスポットです。オープンシートの1席の幅は120cmと一般的な席に比べて広く、隣に利用者がいても窮屈さを感じることなく快適に作業できます。

なお、全席に電源が完備されているほか、高速Wi-Fiや有料コピー機、フリードリンク(一部有料)も整備されており、席にて軽食をとることも可能です。


・子ワーキングスペース チャチャチャ

公式サイト https://www.setagaya-icl.or.jp/topics/recommend/workingspase.html
住所 東京都世田谷区太子堂2-16-7 世田谷産業プラザ2階
お問合せ 03-3411-6652
プラン・料金 4時間まで305円
8時間まで509円
法人登記 不可
アクセス 東急世田谷線・東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩約1分

特徴

子ワーキングスペース チャチャチャは、「子育てしながら働くことができるワークスペース」の提供を目的として公益財団法人世田谷区産業振興公社が運営するコワーキングスペースです。対象者は「中学生までの子どもを持つ保護者で、デスクワークを行う世田谷区内在住の方」、または「新型コロナウィルスの影響により働き方等に影響を受けた方で、スキルアップを目的とした世田谷区内在住の方」で、条件をクリアすれば4時間まで305円、8時間まで509円の格安価格で利用できます。

ワークデスクやワークチェア、スタンドライト、無料wi-fi、印刷用プリンター、印刷用用紙、電話ボックス、文房具といった無料の設備が充実していることもおすすめポイントです。


・Suup(スープ)明大前

公式サイト https://suup.me/meidaimae
住所 東京都世田谷区松原2丁目26-15 ユニオンビル3F
お問合せ support@suup.me
プラン・料金 【月額使い放題プラン】
月額12,000円
※利用可能時間:全日7:00~23:30
※入会金2,000円別途

【平日プラン】
月額10,000円
※利用可能時間:平日7:00~23:30

【土日祝プラン】
月額6,000円
※利用可能時間:土日祝7:00~23:30

【朝活プラン】
月額4,500円
※利用可能時間:平日7:00~9:00、土日祝7:00~10:30

【ドロップイン】
最初の60分:500円
以後60分:500円
1日最大料金:2,000円
法人登記 不可
アクセス 京王線・京王井の頭線「明大前駅」から徒歩約1分

特徴

Suup明大前は、専用アプリによるキャッシュレスシステムによって手軽に利用できるコワーキングスペースです。パーテーションで仕切られたカウンター席が並ぶオープンスペースのほか、オンライン会議用の個室スペースもあり、すべての席に電源とWi-Fiが完備されています。

フリードリンクサービス等はありませんが、60分ワンコインの格安価格でありながらも席間隔が広めで、ゆったりと作業できる点が高評価です。


・(tefu)lounge shimokitazawa(テフラウンジ下北沢)

公式サイト https://www.te-fu.jp/shimokita
住所 東京都世田谷区北沢2-21-22
お問合せ https://www.te-fu.jp/shimokita/contact
プラン・料金 【monthly】
月額34,980円
※1か月使い放題

【weekday】
月額26,180円
※平日使い放題

【night&weekend】
月額19,580円
※平日18時以降+土日終日使い放題

【1day】
1日3,000円

【drop-in】
1時間900円
法人登記 不可
アクセス 小田急線「下北沢駅」南西改札口からすぐ
京王井の頭線「下北沢駅」中央改札口から徒歩約3分

特徴

(tefu)lounge shimokitazawaは、カフェ&ラウンジやレンタルオフィス、イベントスペース、シネマ、ショップが集結した複合施設です。コワーキングスペース感覚で利用できるカフェ&ラウンジにはデスク席やソファ席、カウンター席、シェアテーブルなど多種多様なスペースが設けられており、用途や気分に合った席で仕事や読書、カフェタイムを満喫できます。

なお、ラウンジ内ではコーヒー専門店「Raw Sugar Roast」の小田政志氏プロディースのカフェ「grass」のコーヒーが無料で飲み放題となっているほか、その他のメニューも割引価格で楽しめることも注目したいポイントです。


・Tatami Works(タタミワークス)

公式サイト https://tatami-works.com/
住所 東京都世田谷区船橋1-28-13-101
お問合せ https://tatami-works.com/contact/
プラン・料金 【月額会員】
レギュラーメンバー:月額16,000円(9:00~21:00)
U25メンバー:月額11,000円(25歳以下の方が対象)
週末メンバー:月額8,000円(土日祝9:00~21:00)
プレミアムメンバー:月額20,000円(法人登記&ロッカ利用も可)

【ドロップイン】
1時間500円
1日2,000円

【回数券】
3日間分: 5,500円
6日間分:10,000円
法人登記 プレミアムメンバーの場合は可
※他プランでも月額5,000円で利用可
アクセス 小田急線「千歳船橋駅」から徒歩約3分

特徴

Tatami Worksは、古民家を改装したレトロな雰囲気が特徴的なコワーキングスペースです。畳の上に座るタイプや椅子に座るタイプの作業スペースが整備されており、席によっては飲食やオンライン会議、電話も可能となっています。

もちろんすべての席に電源・フリーWi-Fi付き。プリンターは白黒なら1枚10円、カラーなら1枚30円で利用でき、麦茶の無料サービスもあります(有料ドリンクもあり)。

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの特徴を比較

コワーキングスペースの利用を検討するにあたり、バーチャルオフィスについて気になっている方もいるのではないでしょうか。どちらもフリーランスやスタートアップ企業などに人気のオフィスサービスですが、特徴は以下の通りに大きく異なります。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースとは「オープンスペースを他者と共用で利用できる空間」のことであり、電源やWi-Fi、コピー機といったオフィス設備が整っているケースが多いです。月額利用料は設備の充実度や立地等によって異なりますが、一般的には1.5万円~3.5万円程度が相場となっています。

一方、バーチャルオフィスは物理的な空間をもたない仮想の事務所であり、「事業用の住所や電話番号といったビジネスに必要な基本機能をレンタルできるサービス」です。また、郵送物の受取場所としても利用可能で、なかには指定した住所への転送サービスを行っている運営会社も存在します。

以上のような特徴から、コワーキングスペースは手軽に利用できる作業場所を探している方、バーチャルオフィスは登記申請に向けて事業用住所をレンタルしたい方などにおすすめです。

バーチャルオフィスのメリット

前述のように、バーチャルオフィスを利用すればビジネスの基盤を手軽に整えることが可能です。コワーキングスペースのように物理的なスペースやオフィス設備を利用することはできませんが、以下のようにバーチャルオフィスならではのメリットがあります。

・ビジネスの基盤づくりをリーズナブルに行える
・都心に本店所在地を設けられる
・プライバシー対策になる
・法人設立時にサポートしてもらえる場合もある


具体的な魅力について、以下でひとつひとつ見ていきましょう。

・ビジネスの基盤づくりをリーズナブルに行える

バーチャルオフィスの費用は運営会社によって異なるものの、一般的には登録料が5,000円~10,000円程度、月額利用料が数千円程度です。賃貸オフィスを利用する場合は家賃だけでも数十万円かかるケースが多く、さらに半年分ほどの初期費用も発生するため、自宅兼オフィスなどで物理的なオフィススペースが不要の場合はバーチャルオフィスを利用するほうが得策といえます。

・都心に本店所在地を設けられる

バーチャルオフィスの所在地は都心に多く、ネームバリューの高い一等地の住所に本店所在地を設けられることも大きな魅力です。客観的にはあたかもその住所に事務所が存在しているように見せることができ、クライアントに「経営が安定していて信頼できそう」といった良い印象を与えることができます。

・プライバシー対策になる

法人登記時に申請した住所はインターネット上で誰でも閲覧可能な状態となるため、もし「自宅兼オフィスだから」と自宅の住所を本店所在地とした場合はその住所が一般公開されてしまいます。そうなると自宅のプライバシーが脅かされるリスクがあることから、たとえ自宅兼オフィスであっても自宅の住所で登記を行うことはおすすめではありません。

一方、バーチャルオフィスを利用すればバーチャルオフィスの住所が公開され、自宅のプライバシーをしっかりと保護できます。安心感を持って仕事に臨める環境を整えることで、ビジネス活動がより一層しやすくなるでしょう。

・法人設立時にサポートしてもらえる場合もある

バーチャルオフィスのなかには、起業準備のサポートを行ってくれる「法人設立サポート」を行っているところもみられます。オプションの有料サービスであるケースが多いですが、起業時に発生する複雑かつ面倒な手続きをスムーズに進められ、自力で行うよりもスピーディーに事業活動へと踏み切ることが可能です。

まとめ

世田谷区には、今回ご紹介したような個性あふれるコワーキングスペースが数多くあります。月額プランのほかに一時利用のドロップインプランを設けているところが多いため、迷う場合はまずお試しでドロップイン利用してみるのもよいでしょう。

また、スペースではなく登記用の住所を利用したい場合はバーチャルオフィスがおすすめで、バーチャルオフィスも運営会社によってサービス内容や料金等が大きく異なります。ただし、バーチャルオフィスのほうはお試し感覚での利用が難しいため、事前にしっかりと下調べを行ったうえでご自身に適したサービスを選定することが大切です。

ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、満足のいく作業場所の確保やビジネスの基盤づくりを目指してみてください。

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