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【2024年度版】東京都大田区でおすすめのコワーキングスペース5選

大田区には、京浜東北線沿線を中心としてさまざまなタイプのコワーキングスペースが点在しています。たくさんの数があることから選択肢が多いメリットがある一方で、「どこを利用したらいいのかわからない」とお困りの場合もあるのではないでしょうか。

そこで、今回は大田区内で特に人気の高いコワーキングスペースを5か所厳選してご紹介します。また、コワーキングスペースとバーチャルオフィスを比較検討している方に向けて、両者の違いやバーチャルオフィスのメリットも詳しくまとめました。

大田区内でビジネス活動の拠点を設けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京都大田区のコワーキングスペース5選

・ 大田区インキュベーション施設 六郷BASE(ろくごうベース)

公式サイト https://rokugobase.com/
住所 東京都大田区南六郷3-10-16
お問合せ 03-6715-9751
プラン・料金 【オープンスペース】
1時間:500円
1日:1,000円

【コワーキングスペース】
月額8,000円
法人登記 プランによって可能
アクセス 京急本線「六郷土手駅」「雑色駅」から徒歩約13分

特徴

六郷BASEは、創業希望者に活動の場を提供することを目的として大田区が運営しているインキュベーション施設です。誰でも利用可能なオープンスペースや入居型のコワーキングスペースなどがあり、入居型のコワーキングスペースは事業計画書などの書類審査および面接審査を通過すれば格安価格で利用できます。

なお、安心して事業に取り組める環境づくりを支援するコミュニティマネージャーと、起業・経営の専門知識を持つインキュベーションマネージャーが起業をサポートしてくれるため、新ビジネスを計画している起業希望者はぜひチェックしてみるとよいでしょう。


・coin space(コインスペース)グランデュオ蒲田店

公式サイト https://coinspace.jp/shops/11
住所 東京都大田区西蒲田7-68-1 グランデュオ西館M2階
お問合せ 03-6416-3685
プラン・料金 【時間利用】
15分ごと:110円
最大料金(3時間30分以上利用):1,650円

【回数券】
1日利用券5回分セット:5,500円
法人登記 不可
アクセス JR「蒲田駅」から徒歩約1分

特徴

coin spaceグランデュオ蒲田店は、JR蒲田駅直結の複合施設「グランデュオ蒲田」の西館にあるコワーキングスペースです。フリーアドレス制のオープンスペースにはパーテーションで仕切られた席や向かい合わせの席、通話やWeb会議も可能な半個室席など、個人利用向けの席が多数設けられています。

フリードリンクサービスはありませんが、飲食物の持込みはOK。電源やWi-Fiといった基本設備は整っており、シンプルな作業場所を手軽に確保したい方におすすめです。


・BIZcomfort(ビズコンフォート)大森山王

公式サイト https://bizcomfort.jp/tokyo/omorisanno.html
住所 東京都大田区山王2-5-6 SANNO BRIDGE
お問合せ https://bizcomfort.jp/inquiry/
プラン・料金 【ドロップイン】
1時間:440円
1日:1,650円

【月額プラン】
全日プラン:月額15,400円
土日祝プラン:月額5,500円
全拠点プラン:月額22,000円 など
法人登記 月額+3,300円のオプションプランあり
アクセス 京浜東北線「大森駅」北口から徒歩約1分
京浜急行電鉄「大森海岸駅」から徒歩約12分

特徴

BIZcomfort大森山王は、天井の高い開放感あふれるオープンスペースが特徴的な一棟型のコワーキングスペースです。高速Wi-Fiやフリードリンクサービス、複合機などの各種設備が充実しているほか、ミーティングやセミナー時に便利な会議室(有料)やレセプションブースもあり、用途に合わせた多様な使い方が叶います。

ドロップインだけでなく月額プランも豊富で、オプションにて住所の登記や宅配便受取・保管サービス、ロッカーなども利用可能です。


・KOCA(コーカ)

公式サイト https://koca.jp/
住所 東京都大田区大森西6-17-17
お問合せ https://koca.jp/access/
プラン・料金 【ドロップイン】
30分:275円
1時間:550円
1時間30分:825円
2時間:1,100円
2時間30分:1,375円
3時間:1,650円
30時間30分:1,925円
1DAY:2,200円

【フリーアドレス(会員制)】
月額13,200円
※事務手数料22,000円別途
法人登記 会員制プランに月額+6,600円でポスト・登記利用可
アクセス 京浜急行「梅屋敷駅」から徒歩約1分

特徴

KOCAは、梅屋敷駅から徒歩約1分の高架下に位置するアクセス至便なコワーキング&インキュベーションスペースです。電源・Wi-Fi完備のオープンスペースがコワーキングエリアで、会員登録不要のドロップインのほか、オプションでポストや登記利用も可能な月額プランもあります。

建物内にはイベントスペースやシェアキッチン、シェア工房もあるため、用途に応じて多種多様な使い方ができることもおすすめポイントです。


・PiO PARK(ピオパーク)

公式サイト https://piopark.net/co-working/
住所 東京都大田区羽田空港1-1-4 HICity zone K PiOPARK
お問合せ 03-5579-7971
プラン・料金 【ドロップイン】
1時間:550円

【月額プラン】
月額22,000円
法人登記 月額+11,000円で登記利用可
※月額プランのみ適用
※書類・面接選考あり
アクセス 京浜急行電鉄空港線 東京モノレール「天空橋駅」から徒歩約2分

特徴

PiO PARKは、羽田空港に隣接する大規模複合施設「羽田イノベーションシティ」内にあるコワーキングスペースです。交流を深められる大きなテーブル席や集中しやすい個室ブース、電話会議等に便利な防音ブースなどが整備されています。

配信環境も整っていることから、オンラインイベントの配信場所として活用する利用者も多々みられます。

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの違いについて

コワーキングスペースは、オフィスを持たずに活動しているフリーランスの方やスタートアップ企業などに大きな需要があります。バーチャルオフィスも大変人気があるオフィスサービスですが、両者は特徴が大きく異なるため、違いをしっかりと認識したうえで利用を検討するとよいでしょう。

ここでは、コワーキングスペースとバーチャルオフィスの特徴をさまざまな角度から比較してみました。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの最大の違いといえるのが、「物理的なスペースを借りられるかどうか」といった点です。コワーキングスペースはオフィス設備が整った場所で一時的、あるいは継続的に仕事を行うことができますが、バーチャルオフィスはあくまで「事業用の住所や電話番号を借りられるサービス」であり、基本的にはその住所に出向いてオフィススペースを利用することはできません。

そのため、作業可能なオフィススペースを手軽に利用したい方はコワーキングスペースを、登記申請可能な事業用住所をレンタルしたい方はバーチャルオフィスを利用するとよいでしょう。なお、「物理的なスペースと登記利用可能な住所のどちらも必要」という方は、登記利用可能なコワーキングスペースを利用するか、コワーキングスペースとバーチャルオフィスの併用がおすすめです。

バーチャルオフィスを利用する4つのメリット

ビジネスの基本情報のみレンタル可能なバーチャルオフィスは、特に自宅を拠点に起業したい方、「ビジネスが軌道に乗るまではコストを抑えたい」とお考えの方などにおすすめのサービスです。ここでは、バーチャルオフィスの主なメリットを4つご紹介します。

【バーチャルオフィスのメリットその1】費用を抑えてスピーディーに事業用拠点を設けられる

バーチャルオフィスは、一般的に5,000円~10,000円程度の登録料と月額数千円の利用料といったリーズナブルな価格で利用できます。また、オンライン上で手軽に利用手続きを行える運営会社が多く、申込みから1週間ほどの短期間で手早くビジネス活動を始められることもおすすめポイントです。

【バーチャルオフィスのメリットその2】信用度の高い都心一等地の住所を利用できる

事業用の住所には信用を得るための看板的な要素があり、郊外の住所よりも都心の住所のほうがビジネス活動を有利に進められる傾向があります。バーチャルオフィスの住所は銀座や渋谷、新宿などの一等地に多く点在しているため、そういった住所を会社の住所として提示できるだけでポジティブな第一印象を与えることができるでしょう。

【バーチャルオフィスのメリットその3】プライバシーを保護できる

バーチャルオフィスは、自宅を拠点に起業したい方が「プライバシー保護」の目的で利用するケースも多くみられます。実は法人登記に使用した住所は国税庁の法人番号公表サイト等に記載され、誰でも閲覧できる状態となってしまうためです。

バーチャルオフィスを利用すれば自宅住所が不特定多数の人の目にさらされることもなく、プライバシーをしっかりと保護した状態で事業活動を進められます。

【バーチャルオフィスのメリットその4】必要に応じてサービスを追加できる

バーチャルオフィスのなかにはオプションサービスが充実しているところもあり、必要に応じてサービスを追加しながら便利に活動できることも大きな魅力です。たとえばクライアントとの会議時に会議室を予約したり、電話の問い合わせが多くなったら電話代行サービスを利用したりといった形で、事業の成⾧度合いを見ながら臨機応変に活用できます。

まとめ

大田区には多彩なコワーキングスペースがあり、用途や必要な設備等によって適した施設は異なります。まずは公式サイトで基本事項をチェックしたうえで、気になるところはドロップインにてお試し利用をしてみると、ご自身に合っているかどうかを判断しやすいでしょう。

もし「起業に向けて登記可能な住所をレンタルしたい」とお考えなら、バーチャルオフィスの利用も検討してみてください。ぜひコワーキングスペースやバーチャルオフィスのようなリーズナブルかつ利便性の高いオフィスサービスを上手に取り入れて、スマートにやりくりしながら事業活動を進めてみてはいかがでしょうか。

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