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【2024年度版】東京都墨田区でおすすめのコワーキングスペース5選

業種や職種、会社などの枠を超え、多種多様なバックグラウンドをもつ人々がワークスペースを共同で利用する「コワーキングスペース」。料金や手続きの手軽さはもちろん、利用者同士で交流を楽しめる場であることも人気の理由で、墨田区内においても錦糸町駅や両国駅、押上駅周辺を中心として数多くの施設が点在しています。

今回は、墨田区内で特におすすめしたいコワーキングスペースを5か所厳選しました。また、コワーキングスペースとともに「バーチャルオフィス」も気になっている方に向けて、両者の比較やバーチャルオフィスならではのメリットについてもあわせてご紹介します。

東京都墨田区のコワーキングスペース5選

・TSO

公式サイト https://tso-tokyo.jp/
住所 東京都墨田区本所3-15-5
お問合せ 03-5610-7039
プラン・料金 30分:165円
1Dayプラン:1,485円
法人登記 不可
アクセス 都営浅草線「本所吾妻橋駅」A0出口から徒歩約9分
都営浅草線「浅草駅」A2出口から徒歩約13分
都営浅草線「蔵前駅」A2出口から徒歩約15分
都営大江戸線「蔵前駅」A7出口から徒歩約12分
都営大江戸線「両国駅」A2出口から徒歩約17分
東京メトロ銀座線「浅草駅」A4出口から徒歩約14分

特徴

TSOは、築45年以上の建物をリノベーションし、自然素材や再生素材を積極的に活用して設けられた一棟型のコワーキングスペースです。他者との交流も楽しめるオープンなオフィス空間と集中しやすいソロワークブース・個室ブースがあり、用途や気分に合わせて好みの席を利用できます。

また、本格コーヒーを味わえるフリードリンクコーナーや書籍とクッションが設けられたリフレッシュルームもあるほか、ノートパソコンやモニター、キーボード、プロジェクターなどの無料貸し出し品を充実しており、利用者からは「何でも揃っていて快適に作業できる!」と評判です。


・TOKYO HUTTE(東京ヒュッテ)

公式サイト http://www.tokyohutte.co.jp/coworkingspace/
住所 東京都墨田区業平4-18-16
お問合せ 03-5637-7628
プラン・料金 300円(時間制限なし)
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線・都営浅草線・京成押上線「押上駅」から徒歩約2分

特徴

TOKYO HUTTEは、スカイツリーからほど近いロケーションに位置するコワーキングスペース併設のゲストハウスです。電源・Wi-Fi完備のオープンな空間にテーブル席やカウンター席が設けられており、複合機(有料にて利用可)や貸出し用文房具も揃っています。

また、カフェが併設されており、コーヒーやトーストを購入してリフレッシュしながら作業に臨める点もおすすめポイント。ワンドリンクオーダー制ですが、300円で時間制限なく利用できる格安価格のコワーキングスペースです。


・SUMIDA INNOVATION CORE(すみだイノベーションコア)

公式サイト https://sic-sumida.net/
住所 東京都墨田区錦糸4-17-1 ヒューリック錦糸町コラボツリー4階
お問合せ 03-5637-7667
プラン・料金 無料(会員になることが必要)
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」4番出口から徒歩約7分
JR「錦糸町駅」北口から徒歩約8分

特徴

SUMIDA INNOVATION COREは、スタートアップ企業と墨田区内の学生起業家を支援し、区内のものづくり企業との交流・共創を生み出す拠点として墨田区が運営する産業共創施設です。会員になれば、デスクやチェアが設けられたオープンスペースと会議室で構成された「THE CORE」と、カンファレンスやイベントなどを実施できるコミュニケーションスペース「THE STAR」を無料で利用できます。

さらに情報収集の場として活用できることはもちろん、各種イベントへの参加によって企業とのマッチングやビジネスチャンスの獲得を図れることも大きな魅力です。


・PLAT(プラット)295

公式サイト https://www.plat295.com/coworking
住所 東京都墨田区業平1-7-9 PLAT295 オフィス
お問合せ https://www.plat295.com/contact
プラン・料金 【ドロップイン】
1時間:550円
2時間:1,100円
4時間まで:1,650円
1日:2,200円

【月額会員】
フリー席:月額16,500円
アフター16時・土日祝:月額8,250円
固定席:月額29,700円
シェア固定席:月額38,500円(登録した複数名で1席をシェア)
法人登記 月額+5,500円で登記利用可
アクセス 東京メトロ半蔵門線・都営浅草線「押上駅」B2出口から徒歩約6分
東武線「とうきょうスカイツリー駅 」から徒歩約4分
都営浅草線「本所吾妻橋」A2出口から徒歩約8分

特徴

PLAT295は、木を基調としたナチュラルな空間にカウンター席やテーブル席などが整備されたおしゃれなコワーキングスペースです。併設のイベントスペース「ATELIER(アトリエ)295」を有料にて利用できるほか、プリンターや貸出し用文房具もあり、快適なオフィススペースを手軽に確保できます。

また、コーヒーやお茶、ミネラルウォーターのフリードリンクコーナーや、お菓子ボックスの「オフィスグリコ」も設置されており、適宜リフレッシュしながら作業に臨めることも魅力のひとつです。


・湯work

公式サイト https://www.edoyu.com/ryougoku/yuwork
住所 東京都墨田区亀沢1-5-8
お問合せ 03-3621-2611
プラン・料金 【入館料金】
時間無制限:2,970円
3時間:2,400円
60分:1,500円
※深夜割増料金:深夜1:00~翌6:00まで1時間ごとに+360円

【入館回数券】
10枚1セット:26,700円
法人登記 不可
アクセス 都営大江戸線「両国駅」A3・A4出口から徒歩約1分
JR「両国駅」東口から徒歩約5分

特徴

湯workは、両国にある入浴施設の「江戸遊」内に設けられたコワーキングスペースです。使わなくなった大浴場をコワーキングスペースに改装した風情あふれる空間で、もともとフィンランドサウナだった場所はホワイトボードのある会議室となっています。

男女でワークスペースが分かれているためリラックスしながら作業を行えるほか、仕事に疲れたらお風呂やサウナ、岩盤浴などでリフレッシュできることもうれしいポイントです。

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの違いは?

ここまでご紹介した通り、コワーキングスペースはリーズナブルな価格でオフィス機能を利用できる大変便利なサービスです。一方、バーチャルオフィスも同様の特徴があることから、「コワーキングスペースとバーチャルオフィスはどう違う?」と気になっている方もいることでしょう。

そこで、両者の主な違いを以下の表にまとめました。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースは「複数人で共有して使用できるオフィス空間」のことで、デスクやチェア、電源、Wi-Fiといったオフィス設備が整っています。賃貸オフィスやレンタルオフィスに比べて低コストであることや、ほかの利用者との交流によって人脈形成を図れることなどが大きなメリットです。

それに対して、バーチャルオフィスは「事業用の住所をレンタルできるサービス」のことであり、特に登記申請用の住所を探している個人事業主やスタートアップ起業などから多くのニーズがあります。コワーキングスペースのような共有型のオープンスペースは利用できないことが多いですが、運営会社によっては郵送物の管理・転送サービスや会議室の貸出しサービスなどを行っているところもみられます。

以上のことから、コワーキングスペースは物理的な作業場所をお手頃価格で確保したい方や人脈を広げたい方、バーチャルオフィスは法人登記が可能な住所をリーズナブルに確保したい方におすすめです。

バーチャルオフィスにおいて注目したい3つのメリット

事業用の住所を低価格で借りられるバーチャルオフィスは、特に「自宅兼オフィスで開業したい方」にぴったりなサービスです。ではなぜそのような方に向いているのか、ここではバーチャルオフィスならではのメリットを4つご紹介します。

【バーチャルオフィスのメリットその1】都心一等地の住所を低コストでレンタルできる

バーチャルオフィスは都心一等地に拠点が多く、ネームバリューの高い住所をリーズナブルに利用できることが大きな魅力です。一等地の賃貸オフィスを借りるとなると莫大な資金が必要ですが、バーチャルオフィスであれば初期費用として5,000円~10,000円程度、月々の利用料も数千円程度の負担で済みます。

実際にはその住所にオフィスが存在しているわけではありませんが、あたかもその住所にリアルオフィスを構えているかのように見せることが可能です。そのため、取引先からは「経営が安定していそう」「信頼できそう」といった好印象を持たれる可能性が高く、ビジネス活動を優位に進められるでしょう。

【バーチャルオフィスのメリットその2】自宅のプライバシーを保護できる

自宅兼オフィスでの開業を予定している方のなかには、自宅の住所での登記申請を検討している場合もあるかもしれません。確かに最も少ないコストで開業できる方法ではありますが、自宅住所で申請する際は「自宅のプライバシーが脅かされるリスク」に注意が必要です。

というのも、登記時に申請した住所は国税庁の「法人番号公表サイト」に掲載されるほか、自社のホームページや名刺などにも載せることになります。つまり、自宅住所が不特定多数の人に知られてしまう状態となり、その住所が悪用されたり、突然誰かが訪ねてきたりする危険性があることは否めません。

その点、バーチャルオフィスを利用すれば自宅住所で申請する必要がなくなり、自宅のプライバシーをしっかりと保護できます。

【バーチャルオフィスのメリットその3】起業時にサポートを得られる場合もある

バーチャルオフィスのなかには、法人設立時の手続きをサポートしてくれるところも存在します。登記や許認可の申請は複雑かつ手間がかかるため、「自分で行うのは不安」といった方はぜひ起業サポートが充実している運営会社を選ぶとよいでしょう。

まとめ

墨田区にはさまざまなタイプのコワーキングスペースがあり、「格安料金」や「時間無制限」、「快適設備」など施設によって特徴が異なります。気になるところがあれば、まずはドロップインにて一時的に利用し、ご自身との相性を確かめてみてはいかがでしょうか。

なお、物理的な作業環境ではなく登記用の住所を確保したい場合はバーチャルオフィスが適しています。バーチャルオフィスにも多種多様なタイプがあるため、基本的なサービス内容やオプションサービス、料金、拠点などの項目を比較検討しながらじっくりと選定することがポイントです。

ビジネスの基盤を低コストで整えたい方は、ぜひご自身のワークスタイルやニーズに合ったコワーキングスペースやバーチャルオフィスを活用してみてください。

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