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【2024年度版】東京都北区でおすすめのコワーキングスペース5選

東京都の北部に位置し、23区内で最もJRの駅数が多い「北区」。駅周辺を中心としてコワーキングスペースが数多く点在しており、インテリアや設備にこだわったところや相場よりも料金が安価なところ、個室を利用できるところなど場所によって特徴はさまざまです。

そこで、今回は北区で特におすすめしたいコワーキングスペースを5か所ご紹介します。また、オフィスを持たずに起業したい方から人気を集める「バーチャルオフィス」にも注目し、コワーキングスぺースとの違いやバーチャルオフィスを利用するメリットについても詳しくまとめました。

北区で手軽に利用可能なワークスペースをお探しの方、コワーキングスペースとバーチャルオフィスを比較検討している方など、ぜひ参考にしてみてください。

東京都北区のコワーキングスペース5選

・co-toiro iwabuchi(コトイロ イワブチ)

公式サイト https://www.cotoiro.com/
住所 東京都北区岩淵町15-13
お問合せ info@cotoiro.com
プラン・料金 【ドロップイン】
1Day利用:1日1000円~

【月額会員】
固定席:月額30,000円
自由席:月額12,000円
区民席:月額10,000円(北区在住の方が対象)
グルコワ席:月額10,000円(自由席+毎月2回分のイベント開催権付き)
※入会金別途(1か月分)
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ南北線「赤羽岩淵駅」から徒歩約2分
JR「赤羽駅」から徒歩約10分

特徴

co-toiro iwabuchiは、「食を楽しむ」をコンセプトとしたコワーキングスペースです。築60年の⾧屋をリノベーションした木の温もりあふれる空間が特徴的で、1Fはキッチン、2Fがコワーキングスペースになっています。

コワーキングスペースはレイアウト変更可能で、プロジェクターやホワイトボード、複合機、文房具の貸出しサービスも充実。1Fのキッチンでイベントを行うことも可能で、活動の幅が広がります。


・SoloTime(ソロタイム)赤羽

公式サイト https://solotime.jp/archives/locations_item/locations_item-1819
住所 東京都北区赤羽西1丁目7?1 赤羽パルロード3 ループ館2階
お問合せ https://share.hsforms.com/1CAIcsAa0SmSvB2eF7PEhtAdielw
プラン・料金 【ドロップイン】
1時間:770円
1日最大:3,300円
※平日7:00~24:00/土日祝9:00~21:00

【月額会員】
フルタイム(平日7:00~24:00/土日祝9:00~21:00):月額27,500円
ウィークデー(平日7:00~24:00):月額19,800円
ナイト(平日17:00~24:00):月額9,900円
ホリデー(土日祝9:00~21:00):月額9,900円
法人登記 不可
アクセス JR「赤羽駅」から徒歩約3分

特徴

SoloTime赤羽は、集中しやすい落ち着きある空間が整備されたスタイリッシュなコワーキングスペースです。⾧時間の作業でも疲れにくいデスクやチェアにこだわった個室ブースをはじめ、パーテーションで仕切られたカウンター席や大きなソファのあるラウンジ、電話会議時に便利なフォンブースなどがあり、用途や気分に合わせて好みの席を利用できます。

また、4人席の会議室や本格的なコーヒーマシン・ウォーターサーバーを備えたカフェスペース、月額会員のみ利用可能なロッカー(オプション)、無料で利用可能なシュレッダーなど、快適なオフィス設備が整っていることも注目したいポイントです。


・トキオズワーク

公式サイト https://www.tokios-work.com/
住所 東京都北区王子1-18-5-2階
お問合せ tokios@hosty.jp
プラン・料金 【ドロップイン(フリースペース)】
1時間:462円
1日:1,848円
フリースペース+サウナ入り放題1日回数券:3,850円

【ドロップイン(個人ブース)】
1時間:577円
1日:2,310円

【月額利用プラン】
フリースペース:月額17,600円
フリースペース+ロッカー:月額19,250円
フリースペース+サウナ入り放題:月額21,780円
個人ブース:月額24,200円
個人ブース+ロッカー:月額25,850円
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ南北線「王子駅」3番出口から徒歩約5分

特徴

トキオズワークは、併設の男性専用サウナ「トキオズサウナ」への入り放題プランが人気のコワーキングスペースです。木を基調とした明るい店内にはフリーアドレスのテーブル席や27インチモニター完備の個室ブース、完全防音のテレフォンブースがあるほか、事前予約をしておけば8名着席可能な会議室(有料)も利用できます。

コーヒーが無料で飲み放題となっており、全席飲食・オンラインミーティングOKで気軽に利用できることも大きな魅力です。


・ivyCafe NEIGHBOR & WORK (アイビーカフェネイバーアンドワーク)王子

公式サイト https://www.ivycafe.jp/spaces/oji/
住所 東京都北区王子2-28-4
お問合せ 050-3623-0778
プラン・料金 【ドロップイン】
1日利用:539円

【月額利用】
スモールプラン:月額1,089円(月3回分の利用料が無料)
ラージプラン:月額2,189円(月7回分の利用料が無料)
バリュープラン:月額4,389円(回数無制限で利用料無料)
法人登記 月額+5,500円で郵便ポスト利用可(登記・住所利用)
※最低継続期間6か月
アクセス 東京メトロ南北線「王子」駅徒歩4分
JR京浜東北線「王子」駅徒歩5分
都電荒川線「王子駅前」駅徒歩6分

特徴

ivyCafe NEIGHBOR & WORK 王子は、コーヒー1杯分の料金(539円)で1日利用可能な格安価格のコワーキングスペースです。路地裏の一軒家ならではの風情豊かな雰囲気で、1Fは落ち着いたテイストの「純喫茶」、2Fは古民家風の「ナチュラルカフェ」、屋上は開放的な雰囲気の「オープンカフェ」と3つの異なる空間があります。

電源やWi-Fi、A3カラー複合機、貸し出し事務用品といったオフィス設備が整っているほか、電子レンジや電気ケトル、コーヒーメーカーも自由に利用可能です。


・赤羽のコワーキングスペース アカコ

公式サイト https://akaco.cb-s.net/
住所 東京都北区赤羽1-59-8 ヒノデビル4F
お問合せ 03-5249-6009
プラン・料金 月額13,200円
※初回契約時は利用登録料として13,200円が必要
法人登記 月額+3,300円で登記利用可
アクセス 東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線「赤羽岩淵駅」から徒歩3分、「赤羽駅」徒歩7分

特徴

赤羽のコワーキングスペース アカコは、コミュニティビジネスの推進を目的に活動する「特定非営利法人コミュニティビジネスサポートセンター」が運営するコワーキングスペースです。大きな窓から光が差し込む明るい空間にテーブル席やカウンター席等が多数整備されているほか、オンラインルームや会議室も完備しています。

融資支援の提供など創業時にうれしいサポートを受けられるため、これからビジネス活動を始めたい方にもおすすめの施設です。

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの特徴を徹底比較

北区のコワーキングスペースをお探しの方のなかには、異なる特徴を持つ「バーチャルオフィス」との違いについて気になっている場合もあるかもしれません。以下の表を参考に、どちらのサービスがご自身に合っているかを慎重に見極めましょう。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

まず、コワーキングスペースは個人やグループで利用できる共同の空間であり、デスクやチェア、インターネット、空調設備などが整ったワークスペースをお手頃価格で利用できます。基本的にはスペースを占有するのではなく一時的に利用するため、会社所在地として法人登記ができなかったり、自社ホームページや名刺上にコワーキングスペースの住所を記載できなかったりするケースが一般的です。

一方、バーチャルオフィスは事業用の住所や電話番号などを借りられるサービスで、その住所を登記時に利用したり、自社ホームページや名刺上に載せたりできます。基本的にワークスペースを借りることはできないため、作業場所としては自宅やコワーキングスペース、シェアオフィスなどを利用することが多いです。

つまり、コストを抑えて手軽なワークスペースを確保したい場合はコワーキングスペース、リーズナブルに登記可能な住所を手に入れたい場合はバーチャルオフィスが向いています。どちらも当てはまる場合は登記可能なコワーキングスペースを利用するか、コワーキングスペースとバーチャルオフィスを併用する方法がおすすめです。

バーチャルオフィスを利用する4つのメリット

バーチャルオフィスは、特に「自宅を拠点に起業したい方」を中心として大きなニーズがあります。ではなぜそういった方に多く利用されているのか、バーチャルオフィスの主なメリットを4つ見ていきましょう。

【バーチャルオフィスのメリットその1】ビジネス用の住所を低コストで利用できる

まず注目したい点が、起業時に必要な事業用住所をリーズナブルに利用できることです。

賃貸オフィスを利用する場合は敷金・礼金や仲介手数料、保険料といった初期費用が非常に大きな負担となりますが、バーチャルオフィスの登録時にかかる費用は5,000円~10,000円程度。また、月々の利用料も数千円程度となっており、賃貸オフィスを借りるよりも圧倒的に低コストです。

【バーチャルオフィスのメリットその2】都心一等地の住所を利用可能

バーチャルオフィスが提供している住所は、銀座や渋谷、新宿などの都心一等地の住所が多くみられます。そういった拠点に位置する賃貸オフィスを借りることは経営が安定していないと難しいですが、バーチャルオフィスならリーズナブルに利用可能です。

ネームバリューの高い住所は企業の品格を高めることにつながるほか、ブランディング効果によってビジネスチャンスの拡大も期待できるでしょう。

【バーチャルオフィスのメリットその3】プライバシーのリスクが少ない

自宅を拠点に事業を行う方がプライバシーを保護する観点からも、バーチャルオフィスには大きなメリットがあります。バーチャルオフィスを利用すれば自宅以外の住所での法人登記が可能となり、自宅の住所が公になることを防げるためです。

ちなみに賃貸マンションに住んでいる方の場合、規約によって住所の登記利用が認められていないことが多いです。その場合は必然的に自宅以外の住所を申請しなければならず、手軽に利用できるバーチャルオフィスが大変重宝するでしょう。

【バーチャルオフィスのメリットその4】必要な時に必要なサービスを利用できる

バーチャルオフィスの基本サービスは「住所利用」や「郵便物管理」など最小限に抑えられていることが多く、必要なサービスを必要な時に利用できる点も魅力です。たとえば発生ベースで会議室を利用したり、事業を拡大する際に各種手続きのサポートサービスに申し込んだりと、柔軟な事業運営が叶います。

まとめ

今回は北区でおすすめのコワーキングスペース5選をご紹介するとともに、コワーキングスペースとバーチャルオフィスの違いやバーチャルオフィスのメリットもあわせて解説しました。

ほとんどのコワーキングスペースがドロップインでの利用が可能であるため、気になるところがあったらぜひ単発で訪れてみるとよいでしょう。ご自身に合ったお気に入りの施設が見つかればお得な月額利用に切り替えてもいいですし、「毎日同じところで仕事するのは飽きてしまいそう」といった場合は気分に合わせてドロップイン利用する方法もおすすめです。

また、ビジネス用の住所を手軽に利用したい場合はバーチャルオフィスが最適ですが、バーチャルオフィスの場合はドロップインのようにお試しで利用することはできません。サービス内容や料金等をじっくりと比較検討し、ご自身に合ったところを慎重に見極めてみてください。

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