【2024年度版】東京都吉祥寺でおすすめのコワーキングスペース5選

JR中央線と京王井の頭線が乗り入れ、新宿や渋谷といった巨大ターミナル駅へのア クセスが良好な吉祥寺駅。このエリアにはさまざまなタイプのコワーキングスペー スが点在しており、特に「自宅以外の仕事場所が欲しい」「オフィスのコストを抑 えて事業活動を行いたい」などのニーズをお持ちの方から人気を集めています。

今回は吉祥寺エリアにあるコワーキングスペースを5つピックアップし、特徴やプ ラン・料金、アクセスなどの情報をまとめました。また、自宅やコワーキングス ペースを仕事場所として起業する方から多く利用されている「バーチャルオフィ ス」にも焦点を当て、コワーキングスペースとの比較やバーチャルオフィスならで はの魅力について詳しく解説します。

吉祥寺エリアのコワーキングスペース5選

・Stand up（スタンドアップ）吉祥寺

特徴

Stand up吉祥寺は、個性豊かなお店が建ち並ぶ中道通り沿いにあるコワーキングス ペースです。ゆったりと作業を行えるワークスペースと打ち合わせ時に便利なミー ティングスペースが設けられており、フリードリンクサービスやモニター・充電 コード・文房具などの貸出しサービスも利用できます。

また、中小企業診断士の資格を持つオーナーが起業・独立などのビジネス相談に応 じる「にわくわくビジネスサポート（1回90分/16,500円）」も人気です。

・BasisPoint（ベーシスポイント）吉祥寺マルイ店

特徴

BasisPoint 吉祥寺マルイ店は、吉祥寺駅からすぐのところにある「吉祥寺マルイ 店」の4階に位置するコワーキングスペースです。ホテルラウンジのような洗練さ れた空間に全席会話・オンライン会議OKのテーブル席やソファ席が整備されている ほか、有料にて仕切り付きのブース席や1～4名向けの半個室席も利用できます。

また、無料のドリンクバーや各種貸出し品をはじめ、モニターやノートPC、複合機 といった有料備品も充実。快適なオフィス環境が整っているスポットです。

・relark（リラーク）吉祥寺

特徴

relark吉祥寺は、吉祥寺エクセルホテル東急の3階に位置するコワーキングスペース です。集中力を高める青色の壁紙をはじめ、ゆったりと作業できる広々デスクや⾧ 時間座っていても疲れにくいチェアなど、快適なワーク環境が整備されています。

さらにドリンク・アイスのサービスやマッサージチェアもあり、仕事の合間にリフ レッシュしやすい空間であることもおすすめポイントです。

・STAION BOOTH（ステーションブース）吉祥寺駅改札内

特徴

STATION BOOTHは、15分単位で利用可能な個室ブース型ワークスペースです。吉祥 寺駅改札内にあるため、駅の利用前後に立ち寄りやすいメリットがあります。

また、非会員でも交通系電子マネー決済で手軽に利用できますが、会員になると事 前予約OKかつ現地での支払い不要（請求書または法人クレジットカード払い）で大 変便利です。

・いいオフィス吉祥寺 by コミックカフェ Bネット

特徴

いいオフィス吉祥寺 by コミックカフェ Bネットは、105席の作業スペースを備えた インターネットカフェです。オンライン会議可能な完全個室タイプと仕切りで区切 られた半個室タイプの2種類の座席があり、仕事に集中しやすい環境でもあること からワーキングスペースとしても多く活用されています。

また、30種類以上のフリードリンクやソフトクリーム食べ放題のサービスもあるほ か、約5万冊のコミックや100種類以上の雑誌も完備。休憩時に思う存分リフレッ シュできるスポットです。

コワーキングスペースとバーチャルオフィスを比較

「コストを抑えてオフィスを利用したい」といった場合、用途によってはコ ワーキングスペースではなくバーチャルオフィスのほうが向いているかもしれ ません。バーチャルオフィスとは文字通り「架空のオフィス」であり、コワー キングスペースとはサービス内容が大きく異なります。

ここでは、コワーキングスペースとバーチャルオフィスの主な特徴を表にまと めてみました。

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの大きな違いは、「物理的なオ フィスを借りられるかどうか」です。

まず、コワーキングスペースは他者との共同でオフィス空間を利用できるサー ビスで、賃貸オフィスを借りるよりも低コストで作業場所を確保できます。ま た、オフィス家具や電源・Wi-Fi、コピー機などの設備を使用できることもメ リットです。

それに対してバーチャルオフィスは、事業用の住所や電話番号といったオフィ ス機能の一部を借りられるサービスです。運営会社によってはオプションで ミーティングスペースの貸出しを行っているところもありますが、コワーキン グスペースのような作業スペースの貸出しは不可であるケースが多くみられま す。

そのため、コワーキングスペースは手軽に利用可能な作業場所をお探しの方、 バーチャルオフィスは事業用の基本情報を低コストで入手したい方におすすめ です。

バーチャルオフィスを利用するメリット

ここでは、バーチャルオフィスのメリットを詳しく解説します。ご自身に合っ ているサービスかどうか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【バーチャルオフィスのメリット1】オフィスの利用コストを大幅に削減できる

これから起業したい方にとって、「コスト削減」は最も大きな課題かもしれま せん。賃貸オフィスを借りる場合は高額な初期費用はもちろん家賃光熱費など のランニングコストも発生し、事業が軌道に乗るまでは経済的リスクが大きい ことが予想されます。

その点、バーチャルオフィスにかかる費用は、5,000円～10,000円程度の登録料 と数千円程度の月額料のみ。賃貸オフィスに比べて圧倒的にリーズナブルであ ることから、コストを抑えた経営を実現しやすいでしょう。

【バーチャルオフィスのメリット2】自宅のプライバシーを保護できる

コストを最も削減できるのは「自宅の住所での登記申請」ですが、自宅の住所 を申請することはおすすめではありません。登記時に申請した住所は国税庁の 法人番号公表サイト等で一般公開され、不特定多数の人に知られてしまうリス クがあるためです。

バーチャルオフィスを利用すれば、バーチャルオフィスの住所で登記申請がで き、自宅の住所を公開する必要はありません。自宅を拠点にビジネス活動を行 いたい方は、セキュリティ対策としてぜひバーチャルオフィスを利用するとよ いでしょう。

【バーチャルオフィスのメリット3】有名エリアの住所で登記申請できる

バーチャルオフィスの住所は、銀座や青山、渋谷といった有名エリアに所在し ているケースが多くみられます。そのような都心一等地の住所に事業所がある 会社は「きちんとした会社」と好印象を持たれる傾向があり、対外的な信用を 得やすくなることも大きなメリットです。

【バーチャルオフィスのメリット4】起業をサポートしてもらえる場合もある

バーチャルオフィスによっては、オプションで法人の設立に伴う各種手続きを サポートしてくれるところもあります。自力で行うよりもスムーズに起業準備 を進められ、スピーディーに事業を開始できるでしょう。

まとめ

吉祥寺には魅力的なコワーキングスペースがたくさんあるため、「どこを利用 しよう？」と迷う場合もあるかもしれません。まずはドロップイン利用や見学 によって施設の雰囲気や設備サービスの内容、アクセスしやすさなどを確認し、 ご自身との相性をチェックしてみるとよいでしょう。

また、作業場所ではなく事業用の基本情報を借りたい場合はバーチャルオフィ スが適しており、バーチャルオフィスの住所で登記を行えば「少ない資金でス ピーディーに起業できる」「都心一等地の住所でビジネス活動を有利に進めら れる」などのメリットを得られます。ぜひコワーキングスペースやバーチャル オフィスを活用し、コストを抑えた堅実な事業運営を目指してみてはいかがで しょうか。