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バーチャルオフィス利用時に便利! 「トランクルーム」の種類やおすすめサービス3選をご紹介

ビジネス用の住所やミーティングスペースといった、必要最低限のオフィス機能をレンタルできる「バーチャルオフィス」。自宅やクライアント先で業務を行うなど、物理的な事業用スペースを必要としない方にぴったりなサービスです。

そんなバーチャルオフィスの利用時におすすめしたいのが、荷物の収納・保管用スペースをレンタルできる「トランクルーム」です。バーチャルオフィスには事務関連の書類などを預けられるところがほとんどないため、トランクルームを併用することでより快適に事業活動を遂行できるでしょう。

そこで、今回はトランクルームの種類やメリット・デメリットなどの基礎知識に触れながら、バーチャルオフィスとの併用時におすすめしたいトランクルーム3選をご紹介します。

バーチャルオフィスの利用を検討している方、あるいは現在バーチャルオフィスを利用していて書類等の保管場所に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

「トランクルーム」とは

「トランクルーム」とは、荷物や書類などを収納・保管する場所をレンタルできるサービスのことです。「レンタル収納」や「レンタル倉庫」といった名称で呼ばれることもあります。

収納スペースは運営会社によって異なり、1畳未満の小さなタイプもあれば5畳以上の広々としたタイプまでさまざまです。契約形態としては「月額制」としているところが多く、定められたレンタル料を毎月支払って利用します。

トランクルームは個人・法人問わず幅広く活用されており、個人の場合はシーズン品や趣味のグッズの保管場所として人気です。また、法人の場合は自宅を拠点にビジネスを行う際の書類や備品の保管場所としてや、事務所の移転時の一時的な荷物保管場所として利用されるケースが多くみられます。

トランクルームの種類

トランクルームには、主に下記の3種類があります。

・屋内型トランクルーム
・屋外型トランクルーム
・宅配型トランクルーム

それぞれの特徴について、以下で詳しく見ていきましょう。

屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、ビルやマンション等の一部、あるいは1棟まるごとが収納スペースとして提供されているタイプです。空調管理が行き届いていることが多く、清潔な状態をキープしやすいこと、本や精密機器といったデリケートな物も安心して預けられることなどがメリットとして挙げられます。

屋外型トランクルーム

屋外型トランクルームは、ガレージやコンテナを収納スペース専用に加工したタイプです。

広々とした空間を貸し切れる場合が多く、大きな荷物の保管にも適しています。また、トランクルーム付近に車を横付けできるケースが一般的で、重たい荷物を頻繁に出し入れする場合にも大変便利です。

注意したい点は、屋外に設置されていることから温度・湿度による影響を受けやすく、収納する物への配慮が必要になること。ただし、空調管理費がかからず、さらには郊外のロケーションに多いこともあり、先述の屋内型と比べて費用を抑えられる点が大きな魅力です。

宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは、段ボールや専用ボックスに荷物を梱包して集荷してもらい、運営会社が管理する所定の場所で預かってもらうタイプです。屋内型・屋外型とは異なり、利用者自身で荷物の運搬や整理を行う必要がないことが最大の特徴です。

ただし、荷物の出し入れの際には別途手数料が発生することが多い点に注意しましょう。また、「今すぐに取り出したい」といった要望への対応も難しいことから、荷物の出し入れをほとんどしない方におすすめの形態といえます。

トランクルームを利用するメリット

トランクルームを利用するメリットは選ぶ種類によっても異なりますが、総合的には下記の3つの魅力があります。

・空いたスペースを有効活用できる
・質の高い保管環境を確保できる
・リーズナブル&手軽に利用できる

具体的にどのような利点があるのか、以下で詳しく見ていきましょう。

【メリットその1】空いたスペースを有効活用できる

トランクルームを利用する最大のメリットといえるのが、預けた荷物分の自宅スペースを有効活用できることです。

たとえば自宅を拠点に事業活動を行う場合、書類や備品を自宅で保管するとなるとかなりのスペースを占有してしまう可能性があります。トランクルームを利用すればビジネス関連の荷物をすべて自宅から除外でき、空いたスペースの有効活用が可能です。

【メリットその2】質の高い保管環境を確保できる

トランクルームのタイプによっては、自宅よりも質の高い環境で保管できます。

空調設備が整っている屋内型のトランクルームなら書類等の劣化が起こりにくく、セキュリティ完備のトランクルームなら徹底した盗難対策のもとで管理できるでしょう。

【メリットその3】リーズナブル&手軽に利用できる

賃貸物件を借りて物理的なスペースを用意するよりもリーズナブルであることも、トランクルームの魅力のひとつです。また、賃貸物件は2年ごとに更新する契約スタイルが一般的ですが、トランクルームは1か月単位で契約できるところが多く、手軽に利用できることもメリットとして挙げられます。

トランクルームを利用するデメリット

さまざまなメリットがある一方で、トランクルームには下記のようなデメリットも存在します。

・月々の利用料が負担になる可能性もある
・立地によっては不便に感じる可能性がある

具体的にどのような懸念点があるのかを事前にしっかりと把握し、トランクルームを検討する際の参考にしてみてください。

【デメリットその1】月々の利用料が負担になる可能性もある

トランクルームの月額利用料は種類や立地、広さ、運営会社などによって異なり、月額数百円程度のものもあれば月額50,000円ほどの高額なタイプもあるなどさまざまです。なかには初期費用や事務手数料といった利用料以外の費用がかかる場合もあり、利用状況によっては費用がかさんで経営が圧迫されることもあるでしょう。

なるべく少ない負担で継続利用できるように、複数のトランクルームを比較検討したうえで無理なく利用できるところを選ぶことが大切です。

【デメリットその2】立地によっては不便に感じる恐れがある

もし利用するトランクルームが自宅から離れた場所にある場合は、荷物の出し入れ時に不便を感じることもあるかもしれません。特に出し入れを頻繁に行う可能性がある方は、手軽にアクセスできる立地かどうかを重視してトランクルーム選びを行うことがポイントです。

バーチャルオフィス利用者におすすめ!トランクルーム3選

法人利用にてバーチャルオフィスと併用してトランクルームを活用したい方には、書類保管に適した屋内型や宅配型タイプが向いています。ここでは、特におすすめしたいトランクルームを3か所ピックアップしました。

スマート書庫

「スマート書庫」は、1箱あたり月額100円にて書類を預けられる宅配型トランクルームです。無料の管理ソフトによって書類の管理を行えるほか、出し入れの手続きをすべてオンライン上で完結できる、セキュリティ完備なので安全性が高いなどのメリットがあります。

運営会社 三井倉庫ビジネスパートナーズ株式会社
トランクルームの種類 宅配型
料金 【初期費用】
箱代:1箱あたり300円
預け入れ料:1箱あたり500円

【月額保管料】
1箱あたり月額100円
公式サイト https://書類保管.com/area/tokyo/

トランクルーム・キュラーズ

トランクルーム・キュラーズは、24時間365日いつでも好きな時に荷物の出し入れ行える屋内型トランクルームです。運営会社が建物を1棟まるごと管理しているため、万全なセキュリティ環境のもとで重要書類を管理できます。

運営会社 株式会社キュラーズ
トランクルームの種類 屋内型
料金 【初期費用】
・セキュリティカード費用:2,300円
・当月分の月額利用料を日割りした料金
・翌月分の月額利用料

【月額保管料】
エリアによって異なる(数千円~)
公式サイト https://www.quraz.com/

PrivateBox(プライベートボックス)

PrivateBoxは、東京・千葉・神奈川を中心に拠点を構える屋内型のトランクルームです。書類保管専用サービスも運営しており、FAXで集荷の依頼を行うと千葉県市川市にある書類保管専用の倉庫にて保管してもらえます。

なお、取り出す際もFAXでの依頼となり、指定した日に指定した場所へ返送してもらえて大変便利です。

運営会社 京葉物流株式会社
トランクルームの種類 屋内型・宅配型
料金 【初期費用】
当月日割り分と翌月分の賃料のみ

【月額保管料】
2,200円~

※書類保管サービスは配送料1,100円~
公式サイト https://www.privatebox.co.jp/

まとめ

バーチャルオフィスの利用時にトランクルームを併用することで、「自宅にビジネス用の書類を保管するスペースがない」「重要書類を自宅で管理するのはセキュリティ面に不安がある」といったお悩みや懸念点を解消できます。ただし、一口にトランクルームといっても多種多様なタイプがあるため、それぞれのサービス内容や料金、ロケーションなどの特徴を比較しながら慎重に選ぶことが大切です。

ぜひ今回ご紹介したおすすめサービスも参考にしながらご自身に合ったトランクルームを選び、バーチャルオフィスを活用した事業活動をより円滑に進めていきましょう。

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