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【2024年度版】東京都新宿区でおすすめのコワーキングスペース5選

「新宿でちょっとしたワークスペースが欲しい」とお考えなら、新宿区内のコワーキングスペースを利用されてはいかがでしょうか。コワーキングスペースとは、複数の利用者たちが共同で利用できる形態の仕事用オープンスペースで、施設によって異なるサービス・設備が用意されています。

今回は新宿区内の数あるコワーキングスペースのなかから、特におすすめしたい施設を5か所厳選しました。また、コワーキングスペースと混同しやすい「バーチャルオフィス」との比較や、バーチャルオフィスならではのメリットについても詳しく解説します。

東京都新宿区のコワーキングスペース5選

・HAKADORU新宿三丁目店

公式サイト https://haka-doru.jp/store/shinjuku
住所 東京都新宿区新宿3-1-24 京王新宿三丁目ビル1F
お問合せ hakadoru.shinjuku.cs@gmail.com
プラン・料金 月額27,500円
※入会金別途(5,500円)
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ丸ノ内線/副都心線/都営新宿線「新宿三丁目駅」C1出口から徒歩約30秒
JR「新宿駅」東南口から徒歩約5分

特徴

おしゃれな空間で仕事に臨みたい方におすすめしたいのが、コワーキングスペースでは珍しい路面店型のHAKADORU新宿三丁目店です。全面ガラス張りのオープンスペースには広々デスクや高機能のワークチェアが整備されているほか、集中して作業したいときやオンライン会議等に便利な個室もあります。

1杯ずつ豆から挽く本格コーヒーをはじめとするフリードリンクサービスや、文房具やモバイル用の充電ケーブル、撮影用の照明器具といった各種貸出しサービスがあることも注目したいポイント。さらに15分200円、1日使い放題で3,300円のドロップイン利用も可能となっており、予約なしでふらっと立ち寄ることもできます。


・TOKI CAFE

公式サイト https://www.tokicafe.net/
住所 東京都新宿区神楽坂2-12
お問合せ 03-5579-2464
プラン・料金 【全日プラン(曜日制限なし)】
月額24,200円

【平日プラン(平日のみ)】
月額16,500円

【ナイトプラン(全曜日の17:00以降のみ)】
月額11,000円

※ドロップイン利用も可(料金の詳細は公式サイトの料金表を参照)
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ「飯田橋駅」B3出口から徒歩約2分
JR「飯田橋駅」西口から徒歩約4分

特徴

TOKI CAFEは、1階にカフェ、2階に集中しやすい作業スペースを備えたカフェ一体型のコワーキングスペースです。1階と2階は自由に行き来できるため、仕事に疲れたら1階に下りて食事や休憩をしたり、作業は2階・打ち合わせ時は1階などと使い分けたりできます。

また、2階にはマッサージチェアやリクライニングチェア、100冊以上の雑誌も完備されており、マッサージや仮眠、読書によってリフレッシュしながら仕事に臨めることも大きな魅力です。


・CASE Shinjuku

公式サイト https://case-shinjuku.com/
住所 東京都新宿区高田馬場1-28-10 バンフォーレ三慶ビル4階
お問合せ 03-6302-1515
プラン・料金 1時間未満:500円
2時間未満:1,000円
3時間未満:1,500円
3時間以上:一律2,000円

※お得な回数券あり
法人登記 コワーキングスペース利用の場合は不可
※「個室オフィス」「固定ブース」「シェアデスク」のプランを利用する場合は登記利用可能
アクセス JR山手線、地下鉄東西線、西武新宿線「高田馬場駅」から徒歩約1分

特徴

CASE Shinjukuは、約160坪の広大な空間にコワーキングスペースとシェアオフィスを備えた施設です。コワーキングスペースには快適な作業スペースが整備されており、フリードリンク&レストエリアにはトースターや電子レンジ、高温水も出るウォーターサーバー、各種ドリンク、お菓子などが用意されています。

また、コワーキングスペースは事前予約や会員登録が不要で、1時間500円、1日2,000円とリーズナブルに利用できる点もおすすめポイントです。


・CO-Work Shinjuku

公式サイト https://coworkingspace180.com/coworkingspaces/co-work-shinjuku/
住所 東京都新宿区新宿2-11-7 第33宮庭ビル5階
お問合せ 052-898-2714
プラン・料金 プラン・料金月額11,000円
※入会金3,300円
※ドロップイン利用も可(1日2,200円)
法人登記 不可
アクセス JR「新宿駅」より徒歩約8分
東京メトロ丸の内線ほか「新宿三丁目駅」より徒歩約1分

特徴

CO-Work Shinjukuは、「低料金×好アクセス×コミュニティ」がコンセプトのコワーキングスペースです。カフェ風のおしゃれな空間にはさまざまなサイズ・形のデスクが点在しているほか、一息つきたいとき・ほかの利用者と交流したいときなどにぴったりなカウンタースペースや、ハンモックを備えたテラススペースなどがあり、気分に合わせたスペース利用が叶います。

ドロップイン利用も可能ですが、月額会員なら会議室の利用が月に20時間無料となっているため、打ち合わせ等で会議室を利用したい場合は会員登録がおすすめです。


・Basis Point 西新宿店

公式サイト https://basispoint.tokyo/services/intro-plan-share-02/
住所 東京都新宿区西新宿5-8-2 惠徳ビル 受付10F
お問合せ 03-6625-4899
プラン・料金 【いつでも使い放題All dayプラン】
月額27,280円

【平日使い放題Weekdayプラン】
月額21,780円

【平日夜&休日使い放題Night&Holidayプラン】
月額19,580円

※ドロップイン利用も可(最初の30分300円、延⾧15分ごとに150円、1日最大2,860円)
法人登記 不可(シャアオフィスプランの場合は可能)
アクセス 都営大江戸線「西新宿五丁目駅」から徒歩約4分
東京メトロ丸の内線「西新宿駅」から徒歩約10分

特徴

Basis Point 西新宿店は、好みの席を自由に使えるコワーキングスペースと、鍵付き個室のレンタルオフィスを兼ね備えた店舗です。コワーキング用のオープンスペースにはテーブル席やソファ席、カウンター席など多彩な席があり、用途や気分に合わせて利用できます。

また、各種ドリンクを無料で楽しめるドリンクバーをはじめ、複合機やモニター、文房具類などの貸出し品が充実しており、快適な環境で作業を進められます。

「コワーキングスペース」と「バーチャルオフィス」の違いとは?

コワーキングスペースと比較されることの多いオフィスサービスのひとつに 「バーチャルオフィス」があります。両者は共通点も多いですが、特に「ワー クスペースの利用可否」や「登記先としての利用可否」に大きな違いがみられ ます。

どちらがご自身に適しているのかを見極めるべく、ここでは両者の特徴をしっ かりと押さえておきましょう。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースには共有型のオープンスペースがあり、オフィス設備が整った静かな環境を他の人と共有して利用できます。自宅を拠点に事業活動を行っていて「気分を変えて仕事したい」と感じたときや、フリーランスの方がフリーランス仲間を見つけたいときなどに利用されることが多いです。

一方、バーチャルオフィスは事業用住所や電話番号といった基本的なオフィス機能をレンタルできるサービスで、基本的にはコワーキングスペースのような物理的な空間は存在しません。ただし、バーチャルオフィスの住所は法人登記時に「本店所在地」として申請できることが大きな魅力で、自宅やコワーキングスペースなどで仕事をしている方が「事業用として申請可能な住所を手に入れたい」とお考えの場合などに向いています。

自宅を拠点に起業したい方必見!
バーチャルオフィスを利用する3つのメリット

バーチャルオフィスは、自宅を拠点に起業する方から多く選ばれています。具体的にどのような理由で利用されているのか探るべく、ここでは起業時にバーチャルオフィスを利用する主なメリットを3つご紹介します。

【メリットその1】費用を抑えて事業用住所を借りられる

事業用拠点を設けるにあたってオフィス物件を賃貸する場合、敷金や礼金、保証金といった高額な初期費用がかかります。また、月々の家賃も数万円~数十万円ほどかかり、資金的な余裕がない場合は大きなリスクを伴います。

その点、バーチャルオフィスの登録料は5,000円~10,000円程度で、毎月の利用料も数千円ほどです。ミーティングスペースなどのオプション利用を含めても大幅なコストカットにつながり、経済的に余裕を持ってビジネス活動を始められます。

【メリットその2】プライバシーの保護につながる

法人登記時に申請した住所はインターネット上で公開されるほか、名刺や各種書類などに記載されます。そのため、自宅を拠点に事業を行うからといって自宅の住所で法人登記を行うと、その住所が不特定多数の人に知られてしまうデメリットがある点に注意が必要です。

一方、バーチャルオフィスを利用すればバーチャルオフィスの住所が公開されることになり、自宅のプライバシー保護が叶います。また、そもそも自宅の住所は事業用として申請できないケースも多いですが、バーチャルオフィスの住所なら問題なく申請手続きを進められることも大きな魅力です。

【メリットその3】法人設立手続きをサポートしてもらえる場合もある

バーチャルオフィスによっては、オプションサービスとして法人設立手続きサポートを行っているところもあります。法人設立にあたっては複雑な手続きが発生するほか、開業時にはそのほかにもたくさんの準備が必要となるため、そういったサポートサービスを利用できると非常に心強いでしょう。

まとめ

今回は、東京都新宿区内でおすすめのコワーキングスペースや、コワーキングスペースとバーチャルオフィスの違い、起業時にバーチャルオフィスを利用するメリットについて解説しました。

コワーキングスペースはオフィス空間を手軽に利用できる便利なサービスであり、新宿区内には魅力的な施設がたくさんあります。まずは「何を重視したいか」を明確にし、設備環境や料金、立地等を比較しながら吟味するとよいでしょう。

ただし、コワーキングスペースのなかには登記利用できないところも多いため、登記可能な事業用住所を探している方にはバーチャルオフィスがおすすめです。場合によっては「バーチャルオフィスを利用しつつ、用途にあわせてコワーキングスペースも併用する」といった方法も視野に入れながら、ご自身に合った利用方法を検討してみてください。

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