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【2024年度版】東京都港区でおすすめのコワーキングスペース5選

東京都港区には数多くのオフィスビルが建ち並んでおり、異なる業界・職種の人々が共有のワークスペースで仕事をしながら交流も行える「コワーキングスペース」もたくさん存在します。費用を抑えて仕事場を設けたい方や、他の人との交流を通じて人脈を増やしたい方などに向いていますが、数が多いことから「どこを利用したらいいのかわからない」とお困りの場合もあるでしょう。

そこで、今回は港区で特におすすめしたいコワーキングスペースを5か所ピックアップしました。また、「バーチャルオフィスとは何が違う?」と気になっている方に向けて両者の違いを解説するとともに、バーチャルオフィスならではの魅力についても詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

東京都港区のコワーキングスペース5選

・A-Point

公式サイト https://a-point.work/
住所 東京都港区海岸1-9-18 国際浜松町ビル4F アスノシステム
お問合せ 03-6822-4990
プラン・料金 30分以内:330円
1時間以内:550円
2時間以内:1,100円
2時間以上(終日):2,200円
法人登記 不可
アクセス ゆりかもめ「竹芝駅」から徒歩約4分
JR・東京モノレール「浜松町駅」から徒歩約5分
都営浅草線「大門駅」から徒歩約8分

特徴

A-Pointは、ITソリューションカンパニーの「アスノシステム株式会社」が運営するコワーキングスペースです。高速Wi-Fiやフリードリンク&スナックコーナー、会議室、個室ブースを完備しているほか、WEB会議用ツールなどアスノシステムが取り扱う製品・サービスも提供されており、ビジネスに役立つツールを体験できるショールームも兼ねています。

事前予約・会員登録不要のドロップインにて利用可能で、必要に応じて手軽に活用できることも大きな特徴です。


・.andwork azabujuban(アンドワーク麻布十番)

公式サイト https://www.xandwork.com/tokyoazabu/
住所 東京都港区麻布十番1-5-23
お問合せ 03-6804-3691
プラン・料金 【Monthly Unlimited Plan】
月額34,000円(入会金10,000円)

【Tickets(回数券)】
10日分:17,500円

【Drop-in Daily】
1日2,500円

【Drop-in Hourly】
1時間800円
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」から徒歩約3分
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」から徒歩約10分

特徴

.andwork azabujubanは、麻布十番駅のほど近くにあるハイセンスなホテル「The Lively Tokyo Azabujuban(ザ・ライブリー東京麻布十番)」内にあるコワーキングス ペースです。電源完備のロングテーブル席やリラックスしやすいソファ席、会話が 弾むカウンター席などさまざまなタイプのワークスペースがあるほか、気分転換し たいときにおすすめのビリヤードエリアも備えています。

「Drop-in Hourly」以外のプランには17:30~18:30にビール飲み放題の特典があり、 他の利用者との交流がしやすいコワーキングスペースを探している方にぴったりな スポットです。


・SHARE M-10(シェア エム ジュウ)

公式サイト https://www.maxplanazabu10.com/
住所 東京都港区麻布十番4-1-1 MAXPLAN AZABU10 2F・3F
お問合せ 03-6435-4296
プラン・料金 30分:400円
1日:3,200円
法人登記 不可
アクセス 東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」から徒歩約1分

特徴

SHARE M-10は、新国立競技場の設計者である建築家・隈研吾氏が建物外観と内装の設計を手がけたコワーキングスペースです。大小さまざまな植栽プランターに囲まれた森のような雰囲気で、「洗練された非日常空間でありながらも集中しやすい」と評判を集めています。

また、感染症対策がしっかりと行われていたり、人との距離を保てるように家具が配置されていたりと細かな配慮が施されている点も魅力です。


・Relations

公式サイト https://shibaurahouse.jp/Can_do/Relations
住所 東京都港区芝浦3-15-4
お問合せ 03-5419-6446
プラン・料金 【コミュニティメンバー】
月額3,000円
法人登記 不可
アクセス JR「田町駅」芝浦口から徒歩約7分
都営三田線・浅草線「三田駅」A4出口から徒歩約10分

特徴

Relationsは、建築家・妹島和世氏によって設計されたデザイン性の高いコワーキングスペースです。ビルの1F・2Fに24時間利用可能なオープンスペースがあり、1Fはイベントスペースとしても利用できます。

メンバーになるとイベント開催時のスペースレンタル料が30%OFFになる特典付きとなっており、イベント情報はSHIBAURA HOUSEのSNSなどで発信してもらえて大変便利です。


・リブポート浜松町

公式サイト https://www.libport.jp/hamamatsucho.html
住所 東京都港区浜松町2-5-3
お問合せ 03-3438-0757
プラン・料金 【コワーキング会員】
月額18,700円

【ドロップイン】
1時間550円
法人登記 コワーキング会員・ドロップインの場合は不可
※プランによりオプションで可能
アクセス JR「浜松町駅」から徒歩約2分

特徴

リブポート浜松町は、温かみのある快適なオフィス空間が整備されたコワーキングスペースです。多彩なデスク席のほか、半個室ルームやモニター付きTELBOX、事前予約にて30分単位で利用できる会議室なども備えています。

また、各種ドリンクのフリーサービスや全て100円の「オフィスグリコ」もあるほか、自宅に入りきらない資料・備品等の管理に便利な倉庫サービスを有料オプションにて利用できることも特徴のひとつです。

「コワーキングスペース」と「バーチャルオフィス」を徹底比較

コワーキングスペースを検討するにあたり、「バーチャルオフィス」と比較している方もいるのではないでしょうか。どちらもオフィス関連のサービスであることから混同されやすいですが、特徴が大きく異なります。

主な違いは以下の通りです。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの最大の違いといえるのが、「物理的なスペースを利用できるかどうか」です。コワーキングスペースは共同とはいえその場で働くことができるため、実際に働けるワークスペースをリーズナブルに手に入れたい方、Wi-Fiやプリンターなどの設備が整ったオフィス環境を確保したい方に適しています。

一方、バーチャルオフィスは事業用住所や電話番号といったオフィスの基本情報をレンタルできるサービスであり、物理的なワークスペースを利用することはできません。そのため、法人登記や名刺などに使用できる住所や電話番号が欲しい方、とにかく費用を抑えて事業用拠点を設けたい方におすすめです。

ワークスペース不要の方におすすめ!
バーチャルオフィスを利用するメリット

ここでは、バーチャルオフィスならではの魅力をまとめました。基本的に自宅を拠点として事業活動を行うなど、物理的なスペースが不要の方はぜひチェックしてみてください。

・費用を抑えて事業用住所を借りられる

バーチャルオフィスは、オフィスを賃貸する場合やコワーキングスペースといったほかのオフィスサービスを利用する場合に比べて圧倒的に低コストです。たとえば都内でオフィスを借りるとなると初期費用だけでも数百万円ほど、ランニングコストとしては数十万円ほどかかり、特にこれから起業する方にとっては非常に大きな負担となります。

それに対してバーチャルオフィスの場合は、登録料が5,000円~10,000円程度、月々の利用料が数千円程度です。また、設備投資や維持管理費も不要であり、大幅に費用を抑えて事業用拠点を設けられます。

・スピーディーにビジネス活動を始められる

バーチャルオフィスの契約は、オンライン上で手軽に行えるケースが多いです。オフィスの賃貸やほかのオフィスサービスよりも素早く利用を開始できるため、迅速にビジネス活動をスタートしたい方からも多く選ばれています。

・プライバシーを保護できる

プライバシーのリスクを回避できることも、バーチャルオフィスを利用するメリットのひとつです。

というのも、法人登記時に申請した住所は国税庁の法人番号公表サイトで公開されるほか、ホームページや名刺などにも記載されます。そのため、もし自宅兼オフィスで活動することを理由に自宅住所で申請した場合はその住所が不特定多数の人に知られてしまい、プライバシーが脅かされたり、セキュリティ面に不安が生じたりする可能性があります。

その点、バーチャルオフィスを利用すれば自宅住所が公になることはありません。プライバシーを守りつつ、安全性を確保しながら事業活動を行えます。

・一等地の住所をリーズナブルに利用できる

バーチャルオフィスが提供している住所は、港区や新宿区、中央区といった都心の一等地であることが多いです。フリーランスやスタートアップ起業がそういったネームバリューの高い場所にオフィス物件を借りることはなかなか難しいですが、バーチャルオフィスを利用すれば一等地に物理的なオフィスがあるかのように見せることができます。

まとめ

今回は、東京都港区内でおすすめのコワーキングスペースを中心に、コワーキングスペースとバーチャルオフィスの比較やバーチャルオフィスの魅力についてご紹介しました。

一口に「コワーキングスペース」といってもさまざまなタイプの拠点があり、料金プランや使い勝手などが異なります。気になる施設が複数ある場合は、月会員ではなくドロップインにて実際に利用し、ご自身との相性を確かめてみるとよいでしょう。

もし法人登記可能な住所をレンタルしたい場合は、コワーキングスペースではなくバーチャルオフィスの利用がおすすめです。バーチャルオフィスも運営会社によってサービス内容が異なるため、じっくりと吟味して選んでみてください。

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