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【2024年度版】東京都渋谷区でおすすめのコワーキングスペース5選

「渋谷で手軽な仕事場所を確保したい」とお考えなら、コワーキングスペースを利用されてはいかがでしょうか。コワーキングスペースとはフリーランス(個人事業主)やスタートアップ企業などが設備を共有しながら働くオフィススペースのことで、毎月固定の料金を支払う「月額プラン」や、その日利用した時間に応じて料金が発生する「ドロップイン」にてサービスを提供しているところが多いです。

一般的には広々としたオープンスペースにデスクや椅子、インターネット環境などが整っているケースが一般的ですが、設備環境の詳細は施設によって大きく異なります。また、料金や雰囲気もさまざまであることから、ご自身に合ったところを慎重に見極めることが大切です。

今回は渋谷区内にある数多くのコワーキングスペースのなかから、特におすすめしたいスポットを5か所ご紹介します。さらには、コワーキングスペースと同様にフリーランスの方やスタートアップ企業から多く利用されている「バーチャルオフィス」にも焦点を当て、両者の特徴の違いやバーチャルオフィスならではの魅力についてまとめました。

渋谷でワークスペースやビジネス拠点をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京都渋谷区のコワーキングスペース5選

・SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)渋谷スクランブルスクエア

公式サイト https://tsutaya.tsite.jp/store/lounge/detail/2330/
住所 東京都渋谷区渋谷2-24-12 スクランブルスクエア11階
お問合せ 03-6451-1697
プラン・料金 【プレミアムメンバー(月額利用)】
フルタイムプラン:月額33,000円

【ドロップイン】
ソフトドリンク:60分1,650円(延⾧30分825円)
アルコール:60分2,200円(延⾧30分1,100円)
法人登記 不可
アクセス 「渋谷駅」直結

特徴

SHARE LOUNGE 渋谷スクランブルスクエアは、TSUTAYAが運営するコワーキングスペースです。全席から渋谷の街を一望できる開放的なオープンスペースには上質かつおしゃれな家具がずらりと配置されており、多彩な種類のフリードリンク&ナッツや超高速Wi-Fiなどのアメニティも充実しています。

クラフトビールやハイボールといったアルコール類も種類が多く、利用者同士の交流時や作業に疲れたときのリフレッシュ等におすすめです。


・STUDY LOUNGE(スタディラウンジ)

公式サイト https://studylounge.jp/
住所 東京都渋谷区渋谷3-28-8 第3久我屋ビル8F
お問合せ 03-5155-7781
プラン・料金 【月額会員スタンダード(自由席)】
フルタイム(全日7:00~22:30):月額16,280円
ウィークデイ(平日7:00~22:30):月額10,780円 など
※入会金(10,780円)+カード発行手数料(1,100円)が別途発生

【ビジター(自由席)】
1時間:660円
2時間:1,210円
3時間:1,650円 など
※入会金・カード発行手数料無料
法人登記 不可
アクセス 「渋谷駅」新南口から徒歩約1分

特徴

STUDY LOUNGEは、「静かなスペースで仕事がしたい」とお考えの方におすすめのコワーキングスペースです。集中しやすい環境をキープする目的でコンシェルジュが常駐しており、ほかの利用者の話し声などを気にすることなく仕事に打ち込めます。

また、UCC監修のコーヒーをはじめとするフリードリンクサービスのほか、最大8名まで収容可能な会議室のレンタルサービスなどもあり、クライアントとの打ち合わせ時にもぴったりなスポットです。


・LULL TECH BEACH(ラルテックビーチ)

公式サイト https://lulltechbeach.jp/
住所 東京都渋谷区渋谷3-10-13 東急REIT渋谷Rビル B1
お問合せ 03-4400-9902
プラン・料金 【月額フルタイムメンバー】
月額23,100円
※初回登録事務手数料:11,000円
※利用可能時間帯:全日9:00~22:00

【月額ナイト&ホリデーメンバー】
月額14,300円
※初回登録事務手数料11,000円
※利用可能時間帯:平日17:00~22:00/土日祝9:00~22:00

【ドロップイン】
1日3,300円
法人登記 不可
アクセス 「渋谷駅」C1出口から徒歩約3分(新南口から徒歩約2分)

特徴

LULL TECH BEACHは、海外リゾートのような非日常空間が広がるおしゃれなコワーキングスペースです。ビーチをコンセプトとしたインテリアや波の音のBGMに包まれながら、仕事はもちろんほかの利用者との交流も楽しめます。

事前予約をしておけば防音個室スペースの「TEL BOOTH」や会議室などを利用でき、オンライン会議や打ち合わせ時にも大変便利なスポットです。


・.andwork渋谷

公式サイト https://www.xandwork.com/shibuya/
住所 東京都渋谷区神南1-20-13 4F
お問合せ 03-6824-9410
プラン・料金 【マンスリープラン】
Basic Plan(全日7:00~24:00):月額29,000円
※入会金10,000円
Night &Weekend Plan(平日20:00~翌8:00/土日祝8:00~翌8:00):月額16,000円
※入会金10,000円

【ドロップイン】
1時間1,100円
1日3,300円

【回数券】
10日分:25,000円
法人登記 プランにより可能
アクセス 「渋谷駅」から徒歩約5分

特徴

.andwork渋谷は、次世代型カプセルホテルの「The Millennial渋谷」内にあるコワーキングスペースです。ホテル一体型のためシャワースペースや仮眠をとれるスペースも完備されていること、外国人利用客の多いインターナショナルな空間で作業できることなどが大きな特徴となっています。

また、マンスリープランを利用すれば月額料金に+5,000円で登記利用も可能です。


・Creative Lounge MOV(クリエイティブ ラウンジ モヴ)

公式サイト https://www.shibuyamov.com/
住所 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階 8/(ハチ)
お問合せ 03-4533-8000
プラン・料金 【フルタイムメンバー】
月額23,400円

【モーニング&ホリデーメンバー】
月額14,100円

【ナイト&ホリデーメンバー】
月額14,100円

【ワンタイムメンバー】
1時間1,100円
法人登記 オープンスペース利用の場合は不可(レジデンスプランのみ可)
アクセス 「渋谷駅」直結

特徴

Creative Lounge MOVは、渋谷エリアのランドマークタワーのひとつである「渋谷ヒカリエ」の8階にあるコワーキングスペースです。『街の中心にある広場』をコンセプトとしたオープンスペースにはテーブル席やソファー席、ボックス席、ベンチなどが配置されており、好みや気分に合わせて自由に場所を選んで利用できます。

さらに、6~8名用の個室や24名まで収容可能な部屋などのミーティングスペースも充実しているほか、ワークショップ等の開催に便利なショールームのレンタルサービスもあり、用途にあわせて多彩な使い方ができるスポットです。

「コワーキングスペース」と「バーチャルオフィス」の特徴を比較

コワーキングスペースにはオフィスを持たずに事業活動を行っているフリーランスやスタートアップ企業などの利用者が多く、その点は事業用住所や電話番号等をレンタルできる「バーチャルオフィス」も共通しています。なかには両者の違いがよくわからず、「どちらが自分に合っているのか知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。

そこで、ここではコワーキングスペースとバーチャルオフィスの特徴を比較してみました。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースとバーチャルオフィスの最も大きな違いは、「物理的なスペースの有無」です。コワーキングスペースには仕事を行えるオープンスペースがありますが、バーチャルオフィスには物理的なスペースが存在せず、スペースを借りて作業等を行うことはできません。

ただし、バーチャルオフィスの場合は借りている住所で法人登記を行うことが 可能です。また、届いた郵送物を自宅へ転送してくれるサービスを行っている ところもあり、物理的なスペースはないものの事業用拠点としてはしっかりと 機能しています。

そのため、コワーキングスペースは低コストのワークスペースを利用したい方、 バーチャルオフィスは自宅を仕事場としていて登記利用可能な住所を探してい る方などに適しています。

自宅を拠点に開業したい方におすすめ!
バーチャルオフィスを利用するメリット

前述のように、バーチャルオフィスは自宅兼オフィスで事業活動を始めたい方にぴったりなサービスです。登記可能な住所をレンタルできるだけでなく、以下のようなメリットもあります。

・低コスト&スピーディーに利用できる
・自宅の住所を公開する必要がない
・ミーティングスペースや法人設立サポートサービスなどを利用できる場合もある


具体的にどのような魅力があるのか、以下で詳しく見ていきましょう。

・低コスト&スピーディーに利用できる

バーチャルオフィスの利用にあたってかかる費用は、一般的に5,000円~10,000円程度の初期費用と月額数千円程度の利用料のみとなっています。また、申込みからサービス利用までに要する期間は1週間ほど、早ければ2~3日程度であり、スピーディーに利用できることも大きなメリットです。

・自宅の住所を公開する必要がない

自宅を拠点に開業する方がバーチャルオフィスを利用すれば、自宅の住所を使用せずに法人登記を行えます。自宅の住所で登記を行うとその住所が公開されてしまうため、プライバシー保護の観点からもバーチャルオフィスの利用がおすすめです。

ちなみに、自宅が賃貸物件の場合は「事業用の利用は不可」といったルールが定められていることが多く、その場合は自宅住所を登記先住所として使用することがそもそもできません。その点、バーチャルオフィスの住所は登記利用可能なケースがほとんどで、スムーズに申請手続きを進められます。

・ミーティングスペースや法人設立サポートサービスなどを利用できる場合もある

バーチャルオフィスのなかには、ミーティングスペースのレンタルや法人設立時に発生する各種手続きのサポートサービスなど、オプションサービスが充実しているところもあります。自宅を拠点に開業する場合はクライアントとの打ち合わせ場所に悩んだり、複雑な手続きを自力で行うことに不安を感じたりすることが多いため、各種サービスが整備されているバーチャルオフィスを利用すると大変便利です。

まとめ

渋谷区には魅力的なコワーキングスペースがたくさんありますが、施設によって雰囲気や設備環境、料金などが大きく異なります。気になるところが見つかったら、まずは店舗に足を運んで利便性や快適性、コスパ等をチェックしてみるとよいでしょう。

なお、自宅で仕事を行うなどでワークスペースのレンタルが必要なく、登記可能な住所を利用したい場合はバーチャルオフィスの利用がおすすめです。バーチャルオフィスも運営会社によって具体的なサービス内容や料金、拠点のロケーションなどが異なるため、ぜひ細かな部分まで確認したうえでご自身に適したところを選んでみてください。

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