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【2024年度版】東京都千代田区でおすすめのコワーキングスペース5選

働き方改革によって多様なワークスタイルが認められつつある昨今、全国各地に拠点が増え続けている「コワーキングスペース」。フリー席が整備されたオフィス空間を他者との共同で利用できる施設で、行政機関やオフィスビルが集中する千代田区にも数多く点在しています。

今回は千代田区に位置するコワーキングスペースのなかで、特に注目を集めるスポットを5つ厳選しました。また、比較検討されることの多い「バーチャフオフィス」との特徴の違いや、バーチャルオフィスならではのメリットもあわせて解説します。

千代田区で手軽に利用できるオフィスサービスを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

東京都千代田区のコワーキングスペース5選

・ちよだプラットフォームスクウェア

公式サイト https://www.yamori.jp/
住所 東京都千代田区神田錦町3‐21
お問合せ 03-3233-1511
プラン・料金 【オープンネスト】
月額22,990円(共益費・水光熱費・セキュリティ費、館内LAN利用料を含む)
※自動振り替えの場合は月額18,150円
※登録料:11,000円(IDカード作成費を含む)・保証金:33,000円別途
法人登記 可能
アクセス 東西線「竹橋駅」3b KKRホテル東京玄関前出口より徒歩約2分
三田線・新宿線・半蔵門線「神保町駅」A9出口より徒歩約7分
三田線・千代田線・半蔵門線・丸の内線「大手町駅」C2b出口より徒歩約8分
新宿線・千代田線「小川町駅」B7出口より徒歩約8分
JR「神田駅」西口出口・出世不動通りより徒歩約12分

特徴

ちよだプラットフォームスクウェアは、フリーアドレス制の「オープンネスト」と、専有スペースの「クローズドネスト」の2種類のスペースが整備された施設です。

コワーキングスペースとして利用可能なオープンネストには、木々に囲まれ、天然無垢材の家具が配置された「ワーケーションエリア」や、デジタルファブリケーション技術によって加工された木組みのピースを組み立てて椅子・机・パーティションを設置できる「デジファブエリア」、個室型のオンラインミーティング用BOXが並ぶ「オンライン会議エリア」、間仕切りによって集中しやすい環境が整備された「クリエイティブエリア」があり、用途や気分に合わせて利用できます。

また、郵便物を受け取れる契約者専用のメールボックスをオプション料金無料で利用できるほか、メールボックスに入りきらない荷物は事前に依頼しておけばコンシェルジュが受け取ってくれる点も魅力です。さらに、住所を法人登記時に利用することもできます。


・1/3rd Life -Co Working Space-

公式サイト https://www.1-3rdlife.com/
住所 東京都千代田区外神田5-1-10 1F/2F
お問合せ 03-5207-2970
プラン・料金 【コワーキングスペース月額プラン】
平日プラン(平日9:00~22:00):月額15,300円
全日プラン(24時間365日):月額28,200円

【ドロップイン(11:00~20:00)】
30分:500円
60分:800円
延⾧30分:400円
※1日最大3,300円
法人登記 コワーキングスペース利用の場合は不可
※シェアオフィスプランの場合は可
アクセス 東京メトロ銀座線「末広町駅」から約50m
東京メトロ千代田線「湯島駅」から約200m
JR「秋葉原駅」「御徒町駅」から約400m

特徴

1/3rd Lifeは、フリーデスクを備えたコワーキングスペースと、1名固定席や4~6名用のコンパクトなシェアオフィスを有するオフィス施設です。コワーキングスペースのカウンターにはセルフ形式で楽しめるドリンクバーやフードディスペンサーを完備しているほか、テラスバーも設置されており、個人の作業だけでなく多様な人々とのコミュニケーションも満喫できる環境が整っています。

さらに、月額プランの会員なら24時間利用可能なフィットネスジムを無料で利用できる嬉しい特典つきです。


・SENQ霞が関

公式サイト https://www.senq-web.jp/office/kasumigaseki
住所 東京都千代田区霞が関一丁目4-1 日土地ビル2F
お問合せ 03-3501-1109
プラン・料金 【コワーキング会員】
入会金・月額費用ともに要問合せ

【ドロップイン会員】
入会金:550円
コワーキングエリア利用料:1時間550円
ソロブース利用料:1時間1,100円
法人登記 コワーキング会員の場合はオプション加入で登記・住所利用可
(オプション料金:月額11,000円)
アクセス 銀座線「虎ノ門駅」 7番出口から徒歩約1分
千代田線・日比谷線・丸ノ内線「霞ケ関駅」A12番出口から徒歩約3分

特徴

SENQ霞が関は、コワーキングスペースや完全個室のルーム、半個室のブースを備えたオフィス施設です。コワーキングスペースには窓際の個別席やPCを用いた打ち合わせに適した高めのテーブル席、ソファでゆったりと話せる低めのテーブル席など、さまざまなスタイルの席が設けられています。

また、事前に予約しておけば最大1時間利用可能なワークブースもあり、オンライン会議や作業に集中したい時などに便利です。


・アクセアカフェ神田店

公式サイト https://cafe.accea.co.jp/map/kanda.php
住所 東京都千代田区神田須田町1-16-5 ヒューリック神田ビル1F
お問合せ 03-3258-0881
プラン・料金 15分ごと:242円
3時間パック:2,420円
5時間パック:3,300円
1day(9時間)パック:4,300円
※アプリ決済割引あり
法人登記 不可
アクセス 銀座線「神田駅」6番出口より徒歩約1分
丸の内線「淡路町駅」A1出口より徒歩約5分
JR「神田駅」北口より徒歩約6分
JR「秋葉原駅」南口より徒歩約7分

特徴

アクセアカフェ神田店は、ドロップインのみで利用可能なコワーキングスペースです。フリースペースにはカウンター席やテーブル席、ソファ席、ハイバックソファ席などの多種多様なワークスペースがあり、テレワークブースや個室も無料で利用できます。

設備としてはカップ式自動販売機や給茶器、冷凍食品自販機があるほか、飲食物持ち込み可となっており、外でランチ等を購入して店内で食べながら仕事をすることも可能です。


・TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI

公式サイト https://tsutaya.tsite.jp/store/lounge/detail/2046/
住所 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル 3F・4F
お問合せ 03-6206-3767
プラン・料金 【基本利用料金】
60分:(ソフトドリンク)1,650円/(アルコール)2,200円
延⾧30分:(ソフトドリンク)825円/(アルコール)1,100円
1日利用:5,500円

【プレミアムメンバー(月額利用)】
フルタイムプラン:55,000円
法人登記 プランにより可能
アクセス JR「東京駅」丸の内南口より徒歩約1分
丸の内線「東京駅」より直結

特徴

丸ビルの3階・4階の2フロアにあるTSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIには、220席を有する国内最大規模のシェアラウンジを完備しています。ラウンジ内には1人用や2~4人用の多彩な席が点在しており、なかでも3Fの窓際にあるカウンター席は東京駅丸の内駅舎を眺めながら作業ができる人気のコワーキングスペースです。

また、LEDライト付きの半個室ブースもあるほか、各種ドリンクやナッツ、アイス、パンなどが飲み放題・食べ放題のコーナーもあり、利用者からは「コスパ抜群!」と評判を集めています。


「コワーキングスペース」と「バーチャルオフィス」の特徴を比較

ここでは、コワーキングスペースとバーチャルオフィスを比較検討している方に向けて、両者の主な違いを表でまとめました。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースは各種オフィス設備が整った空間を他の人と共同で利用できるサービスで、手軽にワークスペースを確保できることが大きな魅力です。リモートワークを自宅以外の場所で行いたい方や、スキマ時間で副業したい方などに向いています。

一方、バーチャルオフィスでは事業用の住所・電話番号等のレンタルや郵送物の管理などを行っているサービスであり、基本的にはコワーキングスペースのようなオフィススペースを利用することはできません。ただし、バーチャルオフィスの住所は登記時に利用可能であることから、自宅を拠点として開業したい方などにおすすめです。

自宅を拠点に開業する方がバーチャルオフィスを利用するメリット

前述のように、バーチャルオフィスは自宅を拠点にビジネス活動を行う方などに適したサービスで、開業時に利用すると下記のようなメリットがあります。

・少ない資金でビジネス拠点を設けられる

バーチャルオフィスは、一般的に5,000円~10,000円程度の初期費用と月額数千円程度の利用料といったリーズナブルな価格で利用できます。賃貸オフィスやレンタルオフィスに比べて圧倒的に低コストであり、資金的な余裕がないなかで開業したい方も導入しやすいサービスです。

・自宅の住所を公開する必要がない

開業にあたって法人登記を行う際は「本店所在地」の申請が必要ですが、バーチャルオフィスを利用すればバーチャルオフィスの住所で手続きを行えます。申請した住所は国税庁の法人番号公表サイト等で誰でも閲覧可能となるため、自宅の住所ではなくバーチャルオフィスの住所を使用するほうが安全です。

・ミーティングスペースや法人設立サポートサービスなどを利用できる場合もある

利用するバーチャルオフィスによっては、クライアントとの会議に便利なミーティングスペースを借りられたり、法人登記時に書類作成等をサポートしてもらえたりする場合もあります。そういった+αのサービスが充実している運営会社を選べば、より快適かつスムーズにビジネス活動を行えるでしょう。

まとめ

千代田区には多種多様なコワーキングスペースがあり、ワークスペースを手軽に確保しやすい環境です。ただし、施設によって設備環境や雰囲気、料金などの特徴が大きく異なるため、気になるところがあればホームページを細かくチェックしたり、実際に足を運んだりして慎重に比較検討するとよいでしょう。

なお、事業用の住所や電話番号といったオフィス機能のみ利用したい場合にはバーチャルオフィスがおすすめですが、こちらも運営会社によってさまざまな違いがあります。基本機能やオプション機能、オプションも含めた料金などをじっくりと見比べて、ご自身の希望に合ったサービスを見つけてみてください。

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