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【2024年度版】東京都目黒区でおすすめのコワーキングスペース5選

「Co(ともに)」と「Working(働く)」の2つの英語を組み合わせた造語であり、複数人が空間を共有しながら仕事をする場所を意味するコワーキングスペース。

オフィススペースをリーズナブルに確保できることから、フリーランスやスタートアップ企業を中心として人気を集めており、目黒区にもたくさんのコワーキングスペースが点在しています。

今回は「目黒区のコワーキングスペース」に焦点を当て、特におすすめしたい施設を5つピックアップしました。また、同じオフィスサービスのひとつである「バーチャルオフィス」との違いを解説するとともに、バーチャルオフィスならではのメリットについても詳しく解説します。

目黒区内でコワーキングスペースを探している方、コワーキングスペースとバーチャルオフィスを比較検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京都目黒区のコワーキングスペース5選

・シンクーカン

公式サイト https://www.synccan.com/coworking/tokyo-space/
住所 東京都目黒区中根2-11-5クルミビル2F ヒーローガレージ内
お問合せ https://www.synccan.com/contact/
プラン・料金 月額15,000円
※別途入会金10,000円
法人登記 不可
アクセス 東急東横線「都立大学駅」から徒歩約4分

特徴

シンクーカンは、制作会社の「ヒーローガレージ」が運営するコワーキングスペースです。共有スペースや会議スペースの壁面に絵画などのさまざまなアーティスト作品が展示されており、アートからインスピレーションを得られる、適度な気分転換になって仕事に集中しやすいなどのメリットがあります。

なお、常駐しているヒーローガレージ社員からWEBや映像、音響ビジネスに関するアドバイスを得られたり、ビジネスパートナーを紹介してもらえたりする点もうれしい魅力です。


・Jiyugaoka Contents Lab(自由が丘コンテンツ・ラボ)

公式サイト https://contents-lab.org/service/
住所 東京都目黒区自由が丘1-8-19 メルサ 4F
お問合せ 03-3718-1111
プラン・料金 月額10,000円(入会金なし)
※平日11:00~21:00利用可(MELSAⅡの営業時間に準ずる)
※収納棚利用代は別途
法人登記 不可
アクセス 東急東横線・大井町線「自由が丘駅」から徒歩0分(約15秒)

特徴

Jiyugaoka Contents Labは、自由が丘近辺での起業を検討している方をサポートする目的で、行政や地域・商店、企業、大学の連携によって運営されているコワーキングスペースです。自由が丘駅から徒歩約15秒のアクセス至便なロケーションにあることが大きな魅力で、Wi-Fiやコピー機、プロジェクター、有料自動販売機、冷蔵庫などの設備が整っています。

無料のドリンクサービス等がない分、一般的なコワーキングスペースに比べて安価な料金設定となっており、「なるべく費用を抑えて利用したい」とお考えの方におすすめしたい施設です。


・work.GO(ワークドットゴー)

公式サイト https://work-go.jp/
住所 東京都目黒区碑文谷5-2-5 T&Aビル5F
お問合せ 050-3033-3907
プラン・料金 【リミットプラン】
月額固定費16,500円
利用料:10分110円/1日3,300円
※1か月上限:33,000円

【ドロップイン】
10分150円
1日3,300円
法人登記 月額5,500円で登記利用可
アクセス 東急東横線「学芸大学駅」東口から徒歩約9分

特徴

work.GO は、?度調整型デスクや昇降デスク、大きなモニターが設置されたデスクなど、バリエーション豊富なデスク席を完備したコワーキングスペースです。カフェ気分でゆったりと作業を行えるソファ席や、周囲を気にせずに電話会議やリモート会議を行える電話ブース・個室ブースもあり、用途や気分に合わせて座席やブースを使い分けて利用できます。

無料で利用可能なドリンクコーナーやナッツ・シリアル・チョコレートが揃うスナックコーナーもあるため、リフレッシュしやすいこともおすすめポイントです。


・フナイリバ タテモノ

公式サイト https://funairiba.jp/tatemono
住所 東京都目黒区中目黒1-11-18
お問合せ 03-6824-1727
プラン・料金 【レギュラーメンバー(全日8:00~22:00)】
月額33,000円

【モーニングメンバー(平日6:30~9:00)】
月額13,200円

【ウィークエンドメンバー(土日祝10:00~18:00)】
月額16,500円

【ドロップイン(平日10:00~18:00)】
1日3,300円
※空き状況によっては利用できない場合もあり
法人登記 レギュラーメンバーのみ月額+3,300円で登記利用可
アクセス 東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」から徒歩約5分

特徴

フナイリバ タテモノは、2012年に閉館となった「川の資料館」跡をリノベーションして設けられたコワーキングスペースです。共有ラウンジのほか、気分転換しながら作業を行える開放的なテラス席もあります。

また、オンライン会議も可能な会議用スペースを備えており、レギュラーメンバーなら月3時間まで無料での利用が可能です。


・CONTRAL nakameguro(コントラル中目黒)

公式サイト https://contral.jp/coworking.html
住所 東京都目黒区青葉台1-14-4
お問合せ 050-3177-4359
プラン・料金 【登記なし】
月額20,000円
※法人登記・住所利用・社名表示・専用ポスト・宅配ボックスすべて利用不可

【登記あり】
月額30,000円
※法人登記・住所利用・社名表示・専用ポスト・宅配ボックスすべて利用可
法人登記 登記ありプランの場合のみ可
アクセス 東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」から徒歩約8分

特徴

CONTRAL nakameguroは「SHOP」「OFFICE」「RESIDENCE」の3要素から成る複合施設で、コワーキングスペースも完備している施設です。集中して作業しやすい「WORK LOUNGE」とゆっくりくつろぎながら仕事に臨める「COZY LOUNGE」の2つのスペースがあるほか、ミーティングルームやフォンブースも備えています。

デスク・チェア・ソファなどのインテリアが上質かつ洗練された雰囲気で、おしゃれな空間で作業したい方におすすめのスポットです。


「コワーキングスペース」と「バーチャルオフィス」の違い

コワーキングスペースはフリーランスやスタートアップ企業などに人気のオフィスサービスであり、なかには「バーチャルオフィス」を併用しているケースも少なくありません。ここでは両者の違いに注目し、どちらがご自身に合っているのか、あるいは両方利用するほうが便利なのか検討してみましょう。

コワーキングスペース バーチャルオフィス
月額料 月額数万円~ 月額数千円~
スペースの占有 占有不可もある 占有不可
ミーティングスペース ありが多い ありが多い
共有型オープンスペース あり なしが多い
登記先としての利用の可否 利用不可もある 利用可
信頼度
郵送物の管理 ないところもある ありが多い
コピー機などの備品 ありが多い なしが多い

コワーキングスペースは共有型のオープンスペースで作業を行えるスポットで、同じスペースを使用する人同士でコミュニケーションを図りたい方、お手頃価格で利用できるワークスペースを探している方などに向いています。オフィス設備の充実度は各施設によって異なりますが、デスクやチェア、複合機といった基本的な設備は整っており、手軽に作業場所を確保できるサービスです。

一方、バーチャルオフィスの場合はあくまで事業用住所や電話番号といったオフィスの機能を借りられるサービスであり、その場所で作業を行うことはできません。会社設立のために登記先住所が必要であるもののオフィスを借りるほどではない場合や、自宅の住所を登記先住所として使用できない方などから大きな需要があります。

このことから、物理的なオフィススペースを探している場合はコワーキングスペースのみで事足りますが、法人登記にあたって事業用住所を利用したい場合は法人登記可能なコワーキングスペースを利用するか、バーチャルオフィスを併用するとよいでしょう。また、自宅を拠点に仕事を行うなどで物理的なスペースが不要で、登記可能な住所をお求めの場合は、バーチャルオフィスのみの利用がおすすめです。

法人登記時に便利!
バーチャルオフィスならではのメリットをご紹介

ここではバーチャルオフィスに焦点を当て、コワーキングスペースといったほかのオフィスサービスにはない主な魅力を4つご紹介します。

・都心一等地の住所をリーズナブルに借りられる

バーチャルオフィスの住所は銀座や青山、新宿といった都心一等地に多く、そういった有名な住所をリーズナブルに借りられることが大きな魅力です。運営会社によって料金は異なるものの、一般的には5,000円~10,000円程度の登録料と数千円程度の月額料で利用でき、その場所にあたかも事務所が存在しているかのように見せることができます。

都心一等地に事務所がある企業は「経営が安定している」「信頼性が高い」などのイメージを持たれやすく、ビジネス活動を有利に進められるでしょう。

・自宅の住所と事業用住所を分けられる

自宅兼オフィスで活動する方にとって、自宅の住所と事業用住所を分けられることもメリットのひとつです。住所が同じ場合は自宅の引越し時に行政への住所変更手続きやクライアントへの周知などが必要ですが、住所が別であればそういった手間はかかりません。

また、契約上の問題で自宅の住所で登記申請できないケースも多く、そういった場合にも事業用の住所を手軽に借りられるバーチャルオフィスは大変重宝します。

・プライバシー対策になる

自宅の契約状況によっては登記可能な場合もありますが、登記時に使用した住所は一般公開される点に注意が必要です。自宅住所で申請すればその住所が不特定多数の人の目に触れることになり、場合によっては住所が悪用されたり、プライバシーが脅かされたりする可能性があります。

バーチャルオフィスの住所で登記を行えば、そのようなリスクを懸念する必要はありません。安全面に配慮した事業運営を望む方は、ぜひバーチャルオフィスの住所で登記申請するとよいでしょう。

・会議室や法人設立サポートを利用できる場合もある

バーチャルオフィスによっては、オプションで会議室レンタルや法人設立サポート等を行っているところも存在します。特に法人設立サポートは複雑な会社設立手続きを手軽かつスムーズに行える大変便利なサービスで、自力での申請に不安がある方におすすめです。

まとめ

目黒区内には多種多様なコワーキングスペースがあるため、求める設備環境や好みの雰囲気、予算等に合わせて選ぶとよいでしょう。月額プランでの利用を検討している場合は、まずは施設を訪れて設備や雰囲気を確かめたり、ドロップインで一時利用してみたりすると、自分との相性の良さを判断しやすくなります。

また、登記用にオフィスの住所を探している場合はバーチャルオフィスが適しており、サービス内容や所在地、料金等の要素に注目して選ぶことをおすすめします。ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、ご自身に適したオフィスサービスを慎重に見極めてみてください。

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